他の誰かになろうとするのではなく、
"わたし"を生きること、
その命の響き、人生の美しさを
味わい謳歌することを応援したい。
生まれた瞬間の天空図に描かれた
星々の響き合いを感じて頂きながら、
ひとりひとりが持つ、
うちなるギフトに目覚め、
明日を創造していくチカラに目覚める
お手伝いをさせていただいています。
個性豊かな2男児の母でもあり、
"わたしを生きる☆ほしのおはなし"サロン主宰、
ticaです。
いつもお読みいただきます皆様、
ありがとうございます。
初めましての皆様、
どうぞこちらもあわせてご覧いただけますと
幸いです。
はじめに→★★★
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長男が9回目のお誕生日を迎えました。
長男の出生時間に合わせてオープンした、
生まれた時のエネルギーとそれを感じながら
メッセージに号泣。
言葉では説明することのできない感動に
包まれます。
というわけで、涙止まらず…
泣きながら朝のお支度をしました(笑)
*****
9年前のその日のことは鮮明に覚えていて、
その時の声 温度 柔らかさ その全てが
今でも鮮やかに感じられます。
長男が生まれてきた時、
まだ臍の緒に繋がっている
状態なのにもかかわらず、
わたしは気づいていました。
ダウン症かもしれない...
初めての出産
初めて母になった
その瞬間に、
まず思ったのがそのこと。
「かもしれない」
と頭の中で言葉を連ねたけど、
心の中では
十中八九"そうだ"と確信していました。
そして…
「やっぱり」
次に浮かんできた言葉が、
それでした。
出産2週間くらい前からか、
ふとテレビをつけると、
なぜかダウン症の特集のような
テレビ番組ばかりが目に入ってくるように。
地域の学校にいろんな子供たちが
通っていることが当たり前の
大阪で生まれ育ったわたしは、
そのことを特に不思議とも思わずに
見ていたけれど、
でも、今よく考えると、
出産直前に、
ダウン症についての特集番組を
なんども見るなんて、
メッセージだったんだろうとしか思えません。
妊娠16週からスタートだったかの4Dエコーに、
全身がまだすっぽり収まっていた頃。
長男は、
とってもコミカルに踊って見せたり、
仁王立ちして臍の緒を振り回して、
私たちを楽しませてくれていました。
でも、
お顔がどーんと映るはずの
週数に達してからは、
いつも、お顔をあっち向けたり、
手で隠したり…
なかなか見せてくれなかった。
そんな繊細で心配性で、
底抜けに優しい長男からの…
「おかあさん。
ぼくはダウン症を持って生まれていくよ」
のメッセージ。
それを無意識に、
わたしは受け取っていたんだと思う。
そして実は、この時同時に…
なぜか、
妙な「納得感」みたいなものも
心の中から沸き起こっていました。
なんだか「ピッタリ」な気がする。
初めての妊娠
初めての出産
初めて母になるという私は、
それがまるで当たり前であるかのように、
我が子が健康であることだけを祈っていた。
それが、
生まれてきた子には、
ダウン症があった。
母として、
複雑な思いが無かったかというと
嘘になります。
どうしよう。
わたしのせいで、
健康に産んであげられなかった。
この子になんて謝ればいいんやろ。
家族になんて言えばいいんやろ。
ごめんね。
ごめんね。
ごめんね。
そんな想いだって、
持ち合わせていました。
「そうでありませんように」
なんて…
何を言ってんだろ?って
思っちゃうような気持ちにゆられたり。
でも、
なぜか自分の人生が、
この子に出会うためにあったのだと、
そう思わずにはいられない。
そんな感覚も広がっていたんです。
そしてそれは、
日に日に強くなっていきました。
わたしの方が30年早く生まれたけれど、
もぅずっと昔に約束をして、
その時を待ちわびていたかのような。。。
複雑な想いの中に、
確かに感じるそれが、
一体なぜなのか…
それから7年が過ぎた時…
ビジョンクリエイション占星術と出会い、
その理由を知る事となりました。
涙が止まらなかった。
"なぜ?"
その答えがそっと、
手渡された瞬間。
そうだったんだね。
だから私はあなたと出会ったんだね。
よく生まれてきてくれたね。
そして、
みんなちがってみんないいんだと言うことを、
脳みそだけでなく
肚の底から理解した。
それは、
ダウン症があってもなくても、
誰にだって等しく言えること。
そう。
わたし自身にも。。。
それをきっかけに、
ビジョンクリエイション占星術の
認定講師を目指し、
占星学の勉強も平行して
進めていくことになったわたしは、
その道のりの中で、
さらにさらに気づいていく。。。
知らない間に、
いつもどこかに持ち続けていた、
息子への罪悪感。
そして、そのことに向き合い、もがき、
手放していくことを繰り返しながら、
いつしか、
その罪悪感は心から湧き上がる感謝へと
変わっていきました。
生まれてきてくれてありがとう。
かつては、そう言いながらも、
「お母さんのせいでごめんね」
という罪悪感を、
どこかセットにしてしまっていたような私。
でも、
そのことに気づき、
時に親も子も苦しみを伴いながら、
そのことと向き合い続け、
今、
本当に心の底から、
感謝の想いが沸きあがり、
そのピュアな想いに
包まれているように感じています。
生まれてきてくれてありがとう。
この地球に、この身体を持って、
あなたを生むことができたこと、
お母さんになれたこと、
本当に本当に嬉しい。
定期診察で遠くまで行き、
遅くなった帰り道。
小雨がまだ降り続く中、
ふと傘から顔をのぞかせた長男。
私にこう伝えてくれました。
「おかあさん。
大好きだよ。
お誕生ありがとう。」
ありがとうを言うのは、お母さんの方。
あなたがいることで、
私はこの命を謳歌することができる。
あなたがいることで、
この人生の輝きを増すことができる。
同じふたご座を太陽に持ち
この世に生まれたあなたとともに、
異なる世界を繋いで行こう。
あなたがあなたらしく輝くやり方で。
お母さんもお母さんらしく輝くやり方で。
お誕生日おめでとう。
生まれてくれて
ありがとう。
ありがとう。
ありがとう。
わたしを生きる☆ほしのおはなし
あしたを創る☆ほしのおはなし
tica