一昨日は幹部合宿でした。
目指すべきビジョンぬむけ方針が決まり役割分担と責任を明確にし
共有できたことで、これからやっと仕事がスムーズに進みそうです
あとは各自が役割を果たしてくる事でビジョンは力強く推進されていきます。
ただ、今回は合宿の最後に、全幹部に指摘をさせてもらいました。
幹部たちは昔に比べ、数段仕事の精度もスピードもクォリティも高くなり
専門性も高まり、非常に頼れる存在になってきました。
一人一人がそれなりの人数の部下たちを率いるBOSS達です。
主体性をもったはずの幹部たちが集まる会議や飲み会の
熱のなさ・主体性の薄さに少々ビックリしました。
日頃、考えていないのか、危機感に欠けるのか、
それなりのユニットを率いている以上、提言がない事はないと思うのですが
考えを通そうとする意志を感じる事も、議論が白熱する事も、意見の衝突もなく
何事もスムーズに進んでしまった印象です。
【卒がない】と言う感じになってきました。
創業の頃
今に比べて経営資源は何もありませんでした。
何もないし、今より全てが劣っていたけど、
昨日の合宿を見て、
一つだけ明らかに昔の方が数段勝っているものがある事に気が付きました。
それは【熱量】です。
今考えれば、夢なんて描けないような状況下で
いつも未来の話に華を咲かせ、ワクワクしながら語り、悲観的にリアルな計画を立て
そのほとんどを実現してきました。
そのお蔭で5年・10年前描いた
理想の世界で今生きている事ができています。
現実にする覚悟と実現する計画をもたない夢を語りワーワー騒わぐのは大嫌いです。
でも、目指す高みなく【ソコソコやる】のは、もっと嫌いです。
うちは安定の大企業でもなければ、
社員たちを最高に幸せにできているとは言えないし
社会的に功績を残すことができているわけでもない。
そのために、やりたい事・やるべき事は、山積している。
そんな風に想うと、
幹部が集まる合宿の最後、それを伝えずにはいられませんでした。
こんな熱量じゃ
たかだか知れてしまう。と。
ただ、やはり思うのは
結局、部下の姿は自分の鏡です。
今期、僕自身が【らしさ】を見失ったかもしれない。
時代錯誤であろうが、クールでなかろうが
改めて『青臭さ』を大事にしていきたいと思います、