街の社交場として
4月にOPENしたダブルフォーアパートメント
今まで街になかった雰囲気が功を奏し
色々な層の方が、様々なシーンで利用してくださっており
コンセプトがハマり始めています。
僕らが考える街つくりは
湘南や鎌倉のようなポジティブなイメージを持つ街にする事でしたが
この店を通して、そうではない事に気づき始めています。
町田は『西の歌舞伎町』とうたわれた事もあるくらいクリーン。といいよりも
あまり治安の良いイメージをもってもらえず、
実際荒っぽいとこも少々あり、それがコンプレックスでした。
なのでもっと爽やかなイメージつくりができるように
お洒落な店を中心街に出すことを意識してきました。
でも、ダブルフォーで利用してくださる様々な趣向を持つお客様を見ていて思うのは
クリーンな街つくりなんて、つまらないかもな。と最近思いはじめるようになりました。
人でも少し危ない雰囲気のある人に惹かれる事もあり
海外に行っても、健全すぎるミーハーな街より
アンダーグラウンドな危ない雰囲気のある所に、芸術的な人が集まりサブカルチャーが生まれ
独特な雰囲気を醸し出しています。そこがカッコよかったりしています。
街つくりとは、新しいものを創る事よりも
実際に、そこにあるもの・そこにある価値を引き出す事なのかな?と思いました。
最近はほんと
どこの街にいっても同じブランドがで構成された似たような商業施設にモールが増えずぎ、
どこの街にもあるナショナルチェーンが街の中心街を占拠しているため
どこの街に行っても画一化された雰囲気になってきました。
それが最高につまらない。
だからこそ、その街に確かにある文化や価値を引き出す事が
そこにしかない街になり、特色が出た面白い街になるのだと思います。
きっと、そんな地域性を鮮明に打ち出す街創りの動きが
地方を中心に日本各地で勃興してくるのだと予想しています。
都内より地元でしょ。みたいな。
町田・相模原は、凄くディープで知れば知るほど、面白い街です。
かなり特徴のある、エッジの効いたものが沢山ある。
これらをうまく引き出し、そこにいる面白い事を仕掛ける人達がその力を発揮できる
『場』を提供できる事が、僕らにできる事です。
これからこの街は間違いなくブレイクスルーし
東京ローカル1面白い街になると確信しています。
我々はそんな街創りに貢献したいと思います。