もしも


どんな時でも


何かが崩壊して行くような既視感があって


自分自身の周り


これは自分自身と誰かとの関係やこの世界も含めて


※この世界とは目に見える世界も目に見えない世界も合わせたもの


いつも崩れて行くような


そんな気分に陥るのなら


また自分自身が破壊者のような感覚になるなら


お前がいるから気付けるんだと


不変的なものを動かすため


気付きを与えるため


そのためにお前たちはいる


他のものが気付けるよう


その兆しを与える


そのために変わった視点を持っている


その者たちがいなければ


気付くことすら難しいだろう


多数と異なる感覚と視点を持つ為


他者から理解され難い


また変化が完了した後は


人々の意識が変化している為


周りは自分自身が変化していることにすら気付きにくい状態になっている


その為お前たち自身と同じように感覚を持つ頃にはそういうことがあったことにすら周りは気付かないことが多いだろう


お前たちが持つ苦労を知る者は少ない


そしてお前たちもまた話しても理解し難いことだと分かっているから敢えて誰にも言わない


時に周りが同じ感覚を持つ頃にお前たちは新たな気付きに気付き始めている


故にまた同じような誰からも理解されないような感覚に苛まれることもあるだろう


だがお前たちがいるからその者たちは気付ける


いつだって風穴を開け続ける


その時限りではなく


継続的に


世界の状態を見ながら


違和感を持って


その違和感を頼りに


世界は変容を続ける


その違和感に気付ける者


そういうことに長けている者


それが出来る者は少ない


特にやり続けるということを含めると極めて少ないと言えるだろう


誰もやりたがらないからだ


始まりの前の状態


変化の前のさらに前の前触れのような


どことも交わらない状態で


ただ観て


そこに無私の状態で


本来のこの世界のあるべき状態を


あるべき話しているけれどこれは誰かの理想ではない


元々の状態、根源的なもの、ありのままの状態


〜べきと使っているけど義務ではなく


自然とそうなって行くもの


その流れを見つける


お前たちの中にある根源的なもの


それがお前たちに教える


本当はどういうものなのかを


お前たちはずっと話し続ける


本来の姿を


これは誘導ではなく


気付くようにと


引っ張って行ってはその者の為にならない


自らが気付かなければ意味を成さないこと


それは本当の意味で気付きにはならないからだ


それを知っているから


見ていることしか出来ない


それもまた心苦しい時もあるだろう


だがお前たちが気付いてくれるから


それは波紋となって広がり


気付きのきっかけとなって


他者に伝播して行く


人として生きているとこの状態は理解され難いことである


故に孤独であることも多いだろう


話せる者も少ない


いや寧ろ話せないだろう


それは本人も無意識下で理解している


他者の意識に影響を与えるからだ


こう言った者たちは集まらないように


ひとりでいることの方が多い


同じ考えを持つ者同士が集まれば


そこでまた別の意識の集合体を生み出し無意識下に影響を与えてしまう


そしてそれはその者たちが気付けなくなるおそれもある


よって常に孤独である


誰にも話せないまま


自分自身の中で解決して(受け入れて)行くしかない


中にはその役目を終えた者もいるだろうが


継続してそれを行っている者もまだいる


この役目に本来終わりはない


変化に終わりはないからだ


仮に終わるとすればこの世界が終焉を迎える時


完成形と呼べる状態になる時だろう


その完成形とは一体どういうものなのか


それは誰にも分からぬが


お前たちがいるからこそ


世界は変化変容して行ける


誰にも気付かれることがない場所で


誰にも理解されぬ状態で


ただひたすらに


自分自身の中にある疑問を世界に投げかけ


世界に問いを向け続ける


この者たちがいるから


世界は進化し成長し続けられるとも言えよう


誰にも何も言われず←感謝の言葉すらもらえずと言う意味


(気付かれないから)見向きもされない


まさか自分がそういうことをしていると思わずに


また気付いてもらおうとすら思うていない


ただただ自分自身の周りで


何かが壊れて行く


変化をするためには継続することだけでなく壊れて行くことも必要で


既存のものを壊すこと


新しく始めるために


再度見直すために


時に鋭い指摘が必要になる


今までと同じでは立ち行かなくなるように


その変化の流れを作るための


その一歩として


崩壊させるための役割を担うのは本当に心苦しいことだろう


人の世界ではなおさら


目に見える世界においても


新たな流れに乗る者であればその流れに乗るだけで十分だ


その新たな流れを伝える者も伝えるだけで十分だ


そのきっかけを作る


その始まりにも満たない始まりに


いつもお前たちは立っていて


完成したものを新たな始まりに戻す


それもまたキツイだろう


だからお前たちがいるからこそ


変化が訪れている


そんな自分自身を責めずに


自分自身に誇りを持て


感謝してもしきれないほど


感謝しているぞ


言いたくないことを言い


誰も気づかれない場所で


ただひたすらに


自分の中にある違和感という気付きと向き合い


世界と向き合い


孤独と向き合う


ずっと続いて行くそれを


応援してると言っている


見ている者は見ている


それはお前自身がお前自身を見ているということだ


何より自分のことを知っているのはお前だけ


自分で自分自身を見ていること


孤独で痛い者だと思うか?


お前はお前と言う人がお前を支えている


一人なようでお前は一人じゃない


自分が自分を支えてもなお


お前は一人ではない


だから誰にも理解されない感覚に苛まれたり


自らの周りであらゆるものが閉じて行くような


終わって行くような


壊れて行くような感覚


言葉にし難い空気感


どことなく他とはズレているような


嫌な役回りをするような


ということを経験していたとしても


どうか卑屈にならないでもらいたい


人によっては他の人たちに対して何も行動してないしどうしていつも私だけが?


周りは変化の恩恵だけを受けているように見えてズルいと思うかもしれない


自分の功績だなんて言わないけど


でも陰ながらに頑張っていること


誰にも認めてもらえない


認めてほしいわけではないけれど


それを知っているのは自分だけだし


誰も知らないけど


それに変化を促す時、相手は嫌がるから


嫌なやつだと思われること


腹を立てられることもある


気に入られたいわけではないと思っていても


そして人から嫌われることそれは気にしなくていいことではあっても


それでもなお


人として生きていれば誰かに嫌われること、嫌な対象として見られることは決して気分のいいものではない


結果的に組織のあり方が変わったとしても


気分がよいものではない


誰も気付いてもらえないところで


自分自身がどれだけ大きな働きをしているのか


それを見ている者もいるということ


それが自分だったとしてもそれを忘れないでほしい


それが他者でなくとも


その行いがどれだけの影響を与えているのか


お前たちの働きによって


小さくとも多くの変化が起きている


それはいずれ大きな変化となるだろう


だから自分自身を蔑むな


自分自身のことを大切にしなさいと


頑張ってきている自分自身を自分で認めること


自分で自分は励ますことは恥ずかしいことでも何でもない


虚しいことではない


とても素晴らしいことなんだと


自分自身を知っているのは他の誰でもない自分(お前)だけだ


この自分自身を自分で労(ねぎら)い、労(いたわ)り、褒め称える


それは素晴らしいことだ


これは傲(おご)れという話ではない


自分を自分で認めるということ


だからそれはとても必要なこと


お前たちはそれ(本来他者から褒めちぎられるようなこと)を誰にも気付かれずひっそりとやっている


だからもっと自分のことに対して自信を持ちなさいと


そんなメッセージ