この戦いはいつまで続くのだろう


目の前には小さな子供


敵国の子供だ


ここでこの子の命を奪わなければ


子供は怯えた目をしている


こんなに小さいのにもかかわらず


体にはすでに無数の傷


目には涙を浮かべている


、、、、、、っ


子供のこんな姿を見たかったわけではない


子供は何かを悟ったのかもしれない


もう逃げられないと思ったのだろう


子供は震えながらうずくまって目を閉じた


俺は剣に手をかける


何度もそうしてきた


でも、それは、、、


本当は、やりたかったことではない


もうこんなことをしたくない


命じられるままに戦ってきたけれど


目の前のこの子供を助けたところで


取り返しのつかないことをしてしまったことが消えるわけではないけど


それでも、もう手をかけたくない


こんなこと望んでない


家族を守るために


家族がいるこの国を守るために


今こうして戦場に立っているけれど


こんな小さな子の命を奪わないとならない


そんな世界って何なんだ


俺はその子に手をかけなかった


できなかった


怯えるその子の瞳に映る恐ろしい姿の俺を見た


血生臭い鎧を身にまとい


家族守るためという理由で他の命を奪う


でもこの子にだって家族がいたはずだ


俺が今まで手をかけてきた人たちにだって同じように


同じ人間同士で争う


そんなことに何の意味があるのだろう


その子を逃した俺は処刑される


それでも構わない


最期に自分の本心に従うことができたから、、、


もっと早くからこうしていれば良かった


そうしたら、、、