9月18日の四九日の前から、ずっと島唄を
ユーチューブで聴いて、流していた。
嫌でも陰隠滅滅の気分がいや増す。
奄美の島唄は、サトウキビをつくること、薩摩藩に島民が
強制され、米は作れなかった。自分たちが作った黒糖を、
病人が出ても舐めること、許されなかった。刑罰厳しく、
牛馬の尻に縄で引きずられ、集落内引き回しになったり。
過酷な歴史の生き証人が奄美の島唄。
それを聴いていて、好きではあるが暗くならぬ筈がない。
とうとう、救急車で運ばれる事態に、
当分、島唄は聴くまい、と思っているが、
島唄には夫と共にある雰囲気を醸し出す何かがある。