なぜか、突然読みたくなって、図書館で聞くと
わが市の図書館には無く、よその市から取り寄せ
てくれた。2か月かかった。
オマーシャリフが好きで、映画化されたのを見た。
妻役がジェラルデン・チャップリン、チャップリンの
娘さん。その間に入って来るラーラという女主人公が嫌いだった。
なぜか無性に読みたくて、ようやく届いた。
のっけからたちまち、その描写力、文章の奥にある
ものの深さに魅了され、何で名作って、こんなに読み
応えあるの。長編の醍醐味を存分に味わえそうな導入。
映画ではわからなかった、幼少期からのジバゴの家庭、
ラーラの生い立ちが鮮明にわかる。コレはドストエフ
スキーに負けて無いよ、
しかも同じ匂いが漂っている。夢中になりそうだ。