風良し～ありがたきかな

　朝晩、風があるだけで、涼しさが違う、

　風さえあれば、我が古家は涼しい、

　クーラーが要らない涼しさだ、

風が停まる時刻は一日のうちに必ずある。

海風、陸風の狭間は、どうしても無風になる。

そこは、扇風機のお世話になる。

　　　

　　電化製品に頼らぬ我が家の暮らし、

２１世紀にこの暮らし、ありがたきかな、

病人は、でも耐えられぬ時あろう、病人はこの時期、

病院に居て、快適だろう。などなど、風の吹き通る

夕刻、病人を想う。