公園行って来たのか、 夕べ、遅くから公園へエサやり行って帰ると、 老人が「公園行ってたのか」「うん」 それがまともな会話の最後で、よく覚えている。 果たして、あれが生きてる彼との最後の、 会話と言える会話になるのか。 もう一度、何か喋れる日が来るのかわからない。 朝になると、今から考えると意識もうろう、 意識混濁して、会話のやりとりもできなくなっていた。