やぶさんはまるで、赤ん坊みたいに
私の腕枕で眠る。幸せそうに~
藪で生まれ、雨の日、しょぼしょぼに濡れて、
母親に置き去りにされてた。母親は自分は
食べるが、子供は放置していた。死にそうだった。
兄弟は脱走して、帰らなかった。
今、藪さんの平和な寝顔を見ていると、なんで、
おとなしかったパンさん、連れようなら、連れて
これたのに、一晩、イヤ、ずっと、畳の上で、こう
やって、一緒に添い寝してやりたかった。
ユーキ―さんも、穏やかで、連れようなら、そんな
に苦労しなかったはず、後悔が~藪さんのように、
家ネコにして、人間の傍で暮らさせてやりたかった。
煩悩なのか~ネコにはネコの生き方があると~
公園で生まれたから、公園のネコだと~