家族が村上春樹さんの新作、
読み終わったと言って、
貸してくれた。
「騎士団長殺し」だ
その一巻めを読み始めた。
雲をあらわすのに、
「過去から迷い込んで来た魂のように、
失われた記憶を求めてふらふらと山肌を
漂った」
など、春樹さんでなければ、思いつかない
表現でしょう。
感心する。
5分ほど、3ページほど、読み進んで、
私は「スカーレット」をめくる。
459ページ。
好きな本を、丹念に読んでいる。
読むこと、それ自体が一種快楽、、、
になっている。
さらに、3作目に眼を通す。
「カレーの匂い」
自分の小説だ。
長くブログに連載してきて、あと一話で
終わる。
ラストのシーンをこれから、書く。というか、
完成したページから、
ブログに写す。
わたしって、
奇妙に贅沢なのだろうか。
3つの物語に周りを囲まれている。