人に勧められて読んでみた。

「DXの思考法」

 

自分の趣味では選ばないであろう本である。

人に勧められなかったら、読まない。。。

 

実際に読んでみて、の感想。

 

うーーーむ。

IT業界の端くれだけど、理解できない。

日本語はわかるけど、何を言わんとしているのか

理解するのに時間がかかるタラー

その一つに、具体例がピンと来ない。

具体例って、ある程度世間で共通認識のあるものを使うものと思っていたが

料理の話(カレー粉)や、本屋にない本を探す、等

えっ、、、そっちに行く??みたいなことが多い。

少なくとも私の感覚とはちょっとずれていた。

文章が入札仕様書のような?

お役所特有な雰囲気を感じた。

 

私の頭が弱い故に、理解できないのかも知れんが

これがベストセラーって事は頭のいい方がこぞって買っているんだろう。

 

最後の解説が一番わかりやすい。笑

いっそのこと、解説をお書きになった冨山さんが本を書かれては?

と思った。

 

文中にSociety5.0の話が出てくるのだが

内閣府の下記サイトがわかりやすい。

日本の目指している未来は、Society5.0であり

それを実現するためには、既存の日本の組織、政治、企業、人のあり方では

ダメ、という事だけはわかった。

目指す社会は、それぞれの歯車が、独立して回っているように見えるけど、

実はそれらを集約している一つの基盤によって横のつながりも発生している。

なので、便利な社会になりますよ、と。

 

 

 

身近なところだと、こんな事なのかなと。

”管理部がAというファイルを作っていて、営業部でも同じようなA’というファイルを作成している”

同じ作業を部署、人を変えて、2重管理している。

このような謎の状態がうちの会社でも発生している事を思い出したガーン

こういうが所謂、縦割りの組織なのかと思いますが

(部門がそれぞれ独立してて、他部署が何してるかよく分からない状態)、

横展開とはこういうダウン事なのかと思った次第。

例えば、Kintone上に一つのファイルを作成して

管理部が作成&管理する、営業部は閲覧のみ、といったルール付けをして

一つのファイルを2つの部署で運営していく、みたいな。

少なくとも営業部の仕事は一つ減った訳ですから

その分営業に集中できる、という部署の効率化にもなっております。

これも立派なDX化の一つでしょ。規模はかなり小さいですが。笑

 

著者の具体例よりも、自分の身近なところで、

具体例を見つけていった方が理解しやすい本である。

 

では~おすましペガサス