旅行2日目…というより観光1日目。


朝食ブュッフェに小さなコーンパンがあって、娘はそれだけで「最高の朝ごはん」だと言う。(可愛いやつめ)


この日早々にホテルを出発して向かったのは屋島。



私にとって40年ぶり2度目の屋島である。


オットは屋島古戦場跡と言っても今ひとつピンとこなかったようで検索してみて「那須与一かー!」と叫んでいた。


そう、歴史に疎い私達夫婦でも古文で知っているアレですよ。


40年前の私は源氏も平家もよく分からず(ちなみに光GENJIもまだデビューしてない)、もちろん那須与一なんて知らなかった。


今は多少なりとも知っているので、この風景も感慨深い…。奢れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。



新屋島水族館も40年ぶり。もちろん当時は「新」はついていなかった。(確か屋島山上水族館という名前だった。)


でも、この水槽には見覚えがある。当時はピラルクがたくさん泳いでいて、生まれて初めて見る、自分の想像を超えるレベルの大きな魚に衝撃を受けた。


どれくらい衝撃だったかというと、そこから10年以上、魚恐怖症が続いたくらいである。(今はまあまあ平気。集合体恐怖症なので鱗は苦手。)


ところでこの新屋島水族館には集合体恐怖症を慄かせる展示がありましてな…。


集合体恐怖症の人は心してください。


一応、遠景にしておきます。



では……


どーん!

ポニョの妹たちじゃんーーーー!ぎゃーーー!と喚く私を尻目に、娘は涼しい顔で金魚達に餌やりをしていた。


どうやら集合体恐怖症ではないらしい。


そうそう。新屋島水族館は餌やりイベントが豊富なので、娘もコツメカワウソ、金魚、イルカ、そしてゼニガタアザラシに餌やりをしてご満悦だった。


ところで銭形アザラシの水槽が…


これなのは銭形だからだよね?

(嫌いじゃない、このセンス)



餌をくれた人に水をかけるイルカも、



のんびり泳ぐマナティも、


ペンギンも、こぢんまりした水族館だけど、生き物との距離が近くて良かった。


ペンギンの相関図も面白い。


午前中いっぱい楽しんだ後、お目当てのお店がまたもお休みだったことにもめげず、うどんを食べて次の目的地へ向かったのだった。(オットの凶運と娘の強運の戦いみたいになってきたな…)