日本初。学生インターンが選挙ポスターをGoogleマップで見える化!

 ということで政治山さんの4月10日の記事がYAHOO!JAPANニュースさんに取り上げられておりました。
 こちらは、「政治家インターンシップの学生が、横須賀市選管がオープンデータ化した統一地方選2019年の選挙ポスター掲示場の情報をGoogleマップにて見える化し、候補者のポスター掲示の負担を軽減させました。全国の自治体のモデルケースとなると思いますのでご紹介します。」とのお話です。
 
 こちらの記事では、ポスター掲示板情報をGoogleマップに落とし込んだ事例を上げ、それは分担しやすいようそのピンをチームごとに色分けし、かつ、スマートフォンでナビをさせながら効率的に回るためのガイドを作成し、ホームページにてわかりやすく紹介したとのことです。
 
 加えて、ポスター掲示場をGoogleマップに落とし込んで効率的に貼るアイディア自体は、都知事選2014で家入一真氏のチームが実施済みです。ただし、自陣営のためのサービスであり、他陣営も使えるものではありませんでした。その後、公開された「住所情報」からポスター掲示板位置をGoogleマップに落とし込む事例はありましたが、正確性に難がありました。今回、実際の掲示作業に耐える正確な位置情報を誰もがオープンソースとして活用できる全国初の掲示支援サービスとして提供したことで、全国のモデルとなる事例を提示できたと考えています(横須賀市議会議員 小林伸行)。
 
とのことでした。
 
 
つまり、
  1. Googleマップに落とし込んだ情報を他陣営にも使えるようにした
  2. 正確性に難のあるマップ上であった
  3. 効率的に回るためのガイドは作成した
    (実際に使ったかは不明か業務負担の軽減となったと伺っているという表現にとどめている)
と、言うことで、これが初の偉業とのことでしたので、便乗させて頂きます!!
 
 
 まずお前誰だよ?といった方も大勢いらっしゃると思いますが、私も一昨年まで大学教員(情報系)で、電子投票で科研費を得るなど政治・選挙へのICT化については相応に精通している人間の一人です(^-^
 
 2017年11月の千葉県市川市議会議員補欠選挙に立候補する上で、公営掲示板マッピングを公開して使用致しました。
 
1.前回は二陣営に使って頂き、好評も得て今回の統一地方選挙では5陣営から既に御礼を頂いているところです。フリーで良いの?勿体無い、このレベル売れるよ?ともw
 
2.選挙管理委員会に問い合わせたところ、今回の現職の状態でも、掲示板データをオープンデータで頂くことは叶わず、地図のPDF形式のものを頂きました。それをOnenoteのOCR機能でASCIIデータ化し、整形してからGoogleマップへ。市川市の585箇所の地図においては掲示板の向きまで詳細に書かれていることから、プロットしたピンを全て向きまで手動で調整を行いました。ゼンリン問題が今回ありましたので、そちらにも対応致しました。その後7箇所ほど位置変更のお知らせも直ぐに対応した結果、当日掲示板の位置誤差は誰からも指摘されることもない精度を無事発揮致しております!
 
 
そして、今回は初の試みとしまして、紙の地図を持たずにスマートフォンのみで公営掲示板にポスターを貼るという試みを行いました。
 
 
 やり取りはLINEグループで統一し、ノートに貼ってGoogleマップは更に各自に振り分けられたものにいつでもアクセス出来るように共有しました。
 
広域確認用
 
プロット自体は地図のコピーをしてから非表示にするだけですので、地図貼りを協力して下さる人数分に簡単に分けることができます。
 
 
 何度も色々な地域のポスター貼りのお手伝いをして参りましたが、以前から、投票所ベースの紙媒体では無駄が多いと考えておりましたので、紙の制限から解き放たれることで、上記のように駅の北側、駅の南側と言った貼る人にとってストレスなく掲示板と掲示板の間を移動出来るようになりました!
 
 
 これはかなり効率向上時間短縮致しました。早いところで2時間半、遅いところで4時間でなんと初めてポスター貼りのお手伝いしたという人7割で貼りきることが出来たことは自信に繋がりました。
 
 
LINEのアルバム機能を用いますと、後で一括ダウンロードが出来て便利です!
 
 加えて貼り終えた後にそのままスマートフォンで掲示板番号と貼ったポスターの写真をそれぞれ撮って頂き、それをLINEのアルバム機能で共有することで掲示板の漏れがないことをチェックすることも証拠つきで容易に行うことが出来ました(´ω`*)
 
 是非、今後多くの選挙で、ICTを活用されていくことを期待致しております。
 
 公営掲示板の位置は建物の関係上大きく変わることは少ないため、一度作成さえしてしまえばあとは都度調整をするだけのものとなります。
 
 千葉県市川市のデータが必要な方はいつでもお声掛け下さい、権限毎お渡し致します!
 
P.S.選挙管理委員会の皆々様、オープンデータ化を是非・・・むしろ選管で作成して候補者分権限を作成して渡せば、そのうち、A3の恐ろしい厚さの恐ろしい候補者数分用意する作業がなくなるかもしれません!!
 
閑散期に如何で御座いましょうか?!
 
依頼を頂ければ全国各地のデータをまとめるのをお手伝いさせて頂きますのでご連絡お気軽にお待ち致しております!
 
↓こちらも頑張って作りましたのでついでに見て行ってあげてください♪