ヘッドコーチのびーです。
今年もラクロス関係者の方々のご尽力で無事にリーグが開催され、法政大学女子ラクロス部がリーグに参加できることは、ひとえに部長、大学関係者の方々、監督、保護者の方々、OBGの方々等法政大学女子ラクロス部に関わる全ての皆さまのご支援、ご声援の賜物と思っております。誠にありがとうございます。

さて、「リーグに懸ける想い」。
もう何回書いたか分からないくらい書きましたね。このくだりももう何回やったことやら…
今年も書けることに感謝して、文章をつらつら書いていきます。

今年のリーグに懸ける想いは、
「1部昇格」です。

2024年11月23日
2部に降格しました。
2011年10月30日の1部昇格からずっと守ってきた1部の舞台を手放しました。
2011年10月30日の入れ替え戦のときにコートに立ち、昇格の喜びを味わった私は、悔しいという言葉では表せないくらい悔しかったです。

ただ、少し時間が経って、またここから這い上がればいい、2部に降格したという状況をフル活用してやるという気持ちになりました。

2011年10月30日の入れ替え戦のときに、現役選手だった私がこれまでの人生で胸を張って言えることは、
1部昇格のためにその1年間でやってきた全てのことと、1部昇格という目標を成し遂げたという経験が今の私の大部分を形作っているということです。

どうやったらチームが勝てるのか足りない頭で真剣に考えファミレスで深夜まで幹部MTGをやっていたこと、DFとパスキャのくっそ地味な基礎練習を3ヶ月やり続けたこと、先輩・同期・後輩と意見をぶつけ合うことでより良いものができると実感したこと、夏合宿でインフルが大流行してリーグ初戦が大ピンチになったこと、やっぱりリーグの1勝は難しかったこと、チームで1部昇格を成し遂げた達成感はかけがえの無いものであること。
まだまだ他にもありますが、これらすべてが今の私を形作って、基盤となっています。

これを経験することができる機会が、今の現役たちに、チームに、また訪れたんだと思うようになりました。
そして、人生を形作るようなかけがえのない経験を可愛い後輩たちにも法政大学ラクロス部で味わって欲しくてコーチとして携わり続けているんだという自分の原点も思い出しました。

だから、「1部昇格」
リーグで5勝して、入れ替え戦で1勝する
この目標を自分が現役で目指していたあの頃と同じ熱量で、いやそれ以上の熱量で、その環境に身を置くだけで満足せずもがき苦しんで、貪欲に追い求めて行くことが一番大切であると思っています。
「1部昇格」をこのチームの誰よりも強く願っています。

最後に、
最近の法政は1部のリーグ戦で勝つことが少なく、勝利の喜びに輝く笑顔が少なかったことが毎年毎年残念でした。
今年は全ての試合を笑顔で終わりましょう!

長文をお読みいただきありがとうございました。