平素より女子ラクロス部を応援してくださり誠にありがとうございます
今年は例年より早い開幕から入れ替え戦まで長いリーグ期間となりましたが、応援に駆けつけて下さった方々の力で最後まで頑張ることができました


引退ブログだいぶ長いので時間がある時温かい目で読んでください♪





私は別の競技を10年続け、選手としてより最後は誰かを支える側になりたくて入部を決めました
ただどうせ体育会だし厳しい環境で終電まで残ったり社畜として扱われるくらい心構えでいました

なのに入部してみると何かとお礼言ってもらえるしマネ「さん」、スタッフ「さん」と呼ばれ敬われることに正直驚きました

他大学に比べても法政はスタッフに気を遣ってくれることに優しさを感じる反面、特にラストイヤーはスタッフにもっと求めて厳しくしてくれてもいいのにとも思いました

点を決めて「アタック"さん"ありがとう」と言われないように、スタッフは頼まれて練習にいるわけでも、暇つぶしの喋り相手になりたいわけでもないです
一緒に強くなりたいからチームにいるべきで気を配る側であり遣われるのは違うと感じるようになりました





ただ自分も実際下級生の時は遅れての入部して周りと距離を詰めることから逃げ、淡々と仕事をこなすだけだった時期があったのも事実です

真面目とか言ってもらえるけど、ほんとは一通り基本仕事を覚えてから選手のように明確な目標を持たずともセレクションされない環境に甘え浸っていました


本人いないし時効なので今となっては懐かしいですが、1年生の時に薄くこなす態度が見え透いていたのか「他のマネがよかったなあ」と弄り半分で言われた時は流石にメンタルにクリティカルヒットしました(笑)




向き合い方が変わったのは3年のリーグ期



自分達の代のスタッフ作りを1人で向き合わないといけなくなった時


苦手なコミュニケーションと向き合う難しさ以上に、それまでの当たり前を継続させることができずに寧ろ人が減り壊している状況がひたすら申し訳なかった

でもそんな時でも優しすぎる選手達が大丈夫だよと言ってくれるから他大学の人数の多さを羨ましく思う前にやろうとすればキリがない状況を何とか両立させるのが自分の役目だと思えました
※両立のため動画にカウントの声が丸被りでイヤホンから鼓膜破壊しかけていたらすいません🙇‍♀️

何よりラクロスも皆んなのことももっと知ろうと思ったら退屈なんて感じなくなりました

むしろ変わっていくチームが楽しみで、審判として近くで点を決めた皆んなを見るのが幸せで、上手くなる同期と後輩を見るのが好きになりました

六大学戦で目標を叶えられて、『遠すぎる』と言われる目標に近づいている今年のチームはどこまでも行けると思えました
周りから「今年の法政強いんでしょ」と言ってもらう度に点数に貢献できないけど誇らしく感じました


だからこそ東海以降リーグでなかなか勝てなくなり目の前には笑顔で出て行ったのに下を向いて自分のせいだと言い帰ってくる同期と後輩の姿

結果も目標とは真反対の入れ替え戦

リーグで勝つことの難しさを突きつけられました
目標が遠くなり見えなくなり、厳しくしあえば勝てるのかラクロスを楽しめば勝てるのか

トップにほぼ固定でつかせてもらえるようになり専門知識も選手経験もない自分に何ができるのかもどかしさが増えました




そして入れ替え戦


一昨年の早稲田戦初めてベンチに入った場所
初めてタイムをやらせてもらえた場所
何よりリーグで勝つことが難しいと1番実感させられた場所
勝つと信じていたけど、考えたくなくても飲まれたらどうしよとも思いました

でもそんなこと関係なく暴れ回る同期と後輩が目の前にいて、気づいたら時間が経っていて気づいたら皆んなが笑っていた記憶しか今はないです


強くなるために変わっていくことで笑顔を奪ってしまう時期も多かったからこそ、最後に笑っていて欲しかった人達の笑顔をたくさん見れて幸せでした



紆余曲折ぐるぐると予想つかない大変なことも最後の日で精算できてしまうくらいあの日は何も思い残すことはないくらい楽しかった



ここまでで長いですが、口で話すのが下手くそなのでまだ読める体力ある人だけ流してください^_^


-同期へ-
お疲れさま

急だけど私は女ラクに限らずスポーツする上でずっと同期との向き合い方があまり得意ではないです

どうしても一緒に頑張る上でにダメなところを見せて頼りないと思ってもらいたくないから素とか弱い部分を見せるのが怖かった

特に半年遅れ仲良くなっていた皆んなに勝手に距離を感じてから、ドライな学年と言われる中で1番当たり障りのない態度だったこともあるけど、最後この1年でぽんこつで弱い部分を出しても受け止めてくれると気づけて良かったです

もっと早く皆んなと真っ直ぐ向き合えば良かったなと思ってます


この人数になってしまうと思ってないし、今のメンバーが残っているとは想像も出来なかったけど学芸戦で全員がベンチに入って、最後まで選手を続けた9人が学年試合ぶりに同期だけでグランドに立って笑顔で戻ってくる姿を見れて何より嬉しかったです
4年間ありがとう(^^♪

-スタッフへ-
先輩が引退して理想と違い人が離れて行く中で自分の仕事以外も引き受けながら一緒に支えてくれてありがとう
途中からトップ固定で入らせてもらって、融通利かせられず退屈にさせたりもしたけどついてきてくれて最後まで頑張れました
ちゃんと写真撮れなかったのか唯一後悔なので納会で撮ろうね^^

4年生
楽しそうな生活も知ってたからどこかで本当に誰も戻ってこないことも覚悟してました(笑)

複雑な時期で厳しい要求も言ったし、皆んなとタイプの違うスタッフでやりづらかったかもしれないけど5人がいてくれて法政らしいスタッフを作れたと思っています
私に足りないものを沢山補ってくれて本当にありがとう

後輩スタッフs
不安しかないと練習試合の時に言っていたけど、あれだけ人数少ない中で頑張ってくれた皆んななら大丈夫だと思っています
このブログに影響されず自分達の色を作っていってほしいし今から楽しみにしてます

ただ1つ残せるなら支え方に正解はないということです

これから目の前の悩んでいる選手に何ができるのか悩む場面が特に1年生は1学年空くから増えると思います
大丈夫という言葉は無関心で、頑張ってという言葉は無責任で、スタッフだから共感しきれない瞬間があると思うけど側にいて話を聞くだけでも間違ってないから安心してください

誰より壁を壊すのが下手くそな人が言っているので信じていい!はず!



-幹部へ-
本当にお疲れ様
今は一緒にやれて良かったと思えるけど何も始まる前の幹部決めの時、先に決まっていた5人に対して私は隣に並んで頑張るのが出来ないと思った
辞めてしまう予定の軽い気持ちだった時に、既にラクロスへの気持ちも信頼もある5人と同じレベルまでさらに頑張るのは無理だと思ったから

でもあの時頑張ると決めて正解でした


正直ちゃんと行動に移せたのはこの1年だったと思うけど、常に前を走る皆んながいたから置いていかれないように絶対意見を言おう、ふさわしいMGになれるように自分を変えようって思えました

相談することが苦手で急にネガティブ発動しても受け止めてくれてありがとう
抱え込みそうになってもこの人達なら相談しても大丈夫と思える心強さのおかげで頑張れたよ


普通なら乗り越えられないほどの大怪我をしても
いつ休めてるか分からないくらい酷使して走り続けても
気持ちと体が思うように動いてくれないながらも
同期1人だけの場所で寂しいのを見せず笑顔で戦いながらも
追い込みすぎなほど責任を誰よりも背負いながらも
頑張る姿は心配だったけどそれ以上にカッコよかったです


目指していた結果や想像していた形で終えられはしなかったけどここまで一緒に頑張れたことが何より誇りでした
支えなくてはいけないのにポンコツすぎて支えてもらってばっかりだったけど本当にありがとう



長く書きましたね笑
書きすぎなくらいこんなに長文書いてしまうほど沢山の経験と感情を教えてくれたこの場所が大好きです
辞めたい、自分の挑戦や自由のために離れたいという迷いも、頑張る人達の側で頑張れるのは今だけ!私だけの挑戦ならいつでもできる!と最後まで部から離れない決断をして良かったと思います

人生一度きりの胴上げまでしてもらって悔い無しです!!!!

OGになったとしても大好きな未来の法政大学ラクロス部をずっと応援しています🍊

関わってくださった全ての方々ありがとうございました!