外野の車いす席が廃止 ~2018年シーズンの神宮球場 | 神宮の風に吹かれて

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毎年小変更が繰り返されている神宮球場。

今年は外野の車いす席が廃止されることが広報されている。


車椅子エリア変更のお知らせ 2018.1.19 神宮球場サイト
明治神宮野球場 外野コンコース改修工事に伴い、車椅子席の一部(ライト側Bブロック・レフト側Wブロックの計4席)がご利用いただけなくなります。
<車椅子エリア概要>※2018シーズンより
座席数:ライト側9席・レフト側8席 計17席
イメージ 1
2016年に内野が廃止されて、通称元三角内野席(今は外野席扱い)と外野席の2か所になっていたが、2018年からは上図のとおりライト側・レフト側最前列に集約化されてることとなった。

入場料金 車いす席 神宮球場サイト

外野コンコースの改装に伴うのであれば、外野席中段の席を存続させてもよかったと思うが、今回の措置はおそらく打球に当たってしまう措置を避けるためと思われる。

ライナーのホームランボールは見ていないと危ない。それにこの席に行くためには、かなりのスロープを上がっていく必要がある。

このスロープは大勢の観客の出入りをさばくために作られたもので、バリアフリーを意識したものではない。


その点2016年に新設された元三角内野最前列の席はネットフェンスに守られているので、打球の危険性は低いと言えるだろう。

下肢に障害がある方は体温調整が難しい場合がある。特に暑さ対策はとても大事。

だから、大きなものでなくても良いので、日差しを遮る設備があれば良いのだけど。

それに車いす席のチケットは正面入り口横の球場事務所で受け取る。そこからさらに球場外周を大きく回り込んで席に向かうことになるのが少し残念。JR信濃町駅からだとちょっとかなり遠回り。

バリアフリー対策は、視野の広い取組みが求められる。その意味で新国立競技場の車いす席は世界の最先端を行くはず。どのような設備になるのかを注目している。



参考記事:前回の改装
神宮球場 今年の改装を発表 2016.2.17 本ブログ









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