空想文学少女 | HOSEIM@STER CALL GUIDE for MILLION LIVE! 2ndLIVE

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「今は風のなか」
「なりたいわたしへと」
そう歌った透明なプロローグから一転、今回歌うのは文学少女のラブソング。
七尾百合子という少女の、アイドルとも、暴走特急ともまた違う一面。
自分の気持ちが「恋」だと気付いた少女の、空想みたいな物語。

舞台は放課後の図書室、少女の背丈では届かない場所にある背表紙にふと触れた優しい手。
それは本棚からそのまま少女の目の前に差し出されます。
まるで空想のような展開、小説であればラブストーリーの始まりに使われそうな展開ですよね。
そのまま急な展開に驚いてる空想文学少女が脳内で整理している間に、その優しい手の持ち主は立ち去ってしまいます。
そんないつかの昼下がりに起こったこんなエピソードを忘れられず、その日からなんともわからない気持ちを抱いてしまう。そんな少女の気持ちを歌った曲だと思います。
差し出された本のページをめくり、その瞬間にこの気持ちの正体に気付いた少女は「君」のことが気になり始めます。
その「君」はもしかしたらたまたま居合わせた同級生かもしれませんし、本が好きで図書館に通い詰めてる同級生かもしれない。はたまた図書委員のお仕事をしていた子かもしれません。私は図書委員の子かな?と思っています。
少し臆病なのか、名前を呼んで好きだと言う日はまだ遠い様子。
彼女の恋愛小説は今日もフィクションのまま、歌は2番に。

「深呼吸で開いた裏表紙
ほんの少し 君に近づく瞬間
薄汚れたカードに記された
右上がりの5つの文字」
学校の図書室にある本って、裏表紙を開くと貸出カードみたいなものがありますよね。本の番号があって、タイトルがあって、借りた人の名前が書いてあって…みたいな。私の母校では機能してませんでしたが(笑)
この歌詞は少女が本を借りようとして、図書委員である「君」に貸し出しをしてもらう為に少し近づく瞬間。だと私は思っています。
「右上がりの5つの文字」という歌詞ですが、私はこれをこの歌のキーワードだと考えています。
この5つの文字は人によって違うかと思いますが、多いのはあいしてる、ありがとう、もしくは「君」の名前等でしょうか。
私はあいしてる派です。
恐らくは本のタイトルでしょうか、薄汚れたカードは先程述べた貸出カード、そこに書いてあるのはタイトルか名前ですし、あくまで私は「あいしてる」と考えます。仮にこの少女が七尾百合子本人だとするなら、「七尾百合子」もありえるかもしれませんね。
折り返しになるのでしょうか、2番Bメロに入り、少女は一人頬杖をついて独白している様子。
(突然話しかけたりしたら、きっと困るよね…)
(なんて、そんな勇気もないのに何を言ってるんだろう)
お仕事をしてるのか本を読んでいるのか、何をしているのかはわかりませんが、「君」に突然話しかけたら迷惑かな…と考えているのが見て取れます。
少し前にも述べました臆病な少女というのは、あながち間違っていないのかもしれません。
曲は終盤に入りますが舞台は変わらず図書室、変わったのは日にちくらいでしょうか。
「君」はまた変わらずいつもの席。ここも私が「君」を図書委員だと思った理由の一つですが、通い詰めてる子の定位置かもしれませんし、やはり「君」が何者かは人それぞれということで。
本を読んでいるのか、「君」は夢中で指を滑らせている様子。少し疲れたのか伸びをした時、目線の先にいた少女。目が逢う瞬間…。
という願望でしょうか、目と目が会ったらいいな…。という歌詞になっています。
実際には恥ずかしくて目を逸らしてしまったのでしょうか?
ラスサビに入り、恋愛小説の展開に期待している少女の心と、また少女自身の変わらない恋心が描かれています。
そして「恋愛小説」も変わらずフィクションのまま。
この先は少女と「君」の恋愛小説、皆様それぞれの結末をお迎えください。

七尾百合子というアイドルが歌うこの空想文学少女という曲を考察させていただきました。
私にとってのこの曲は、空想文学少女としての七尾百合子が、恋愛小説を読んだ時にどのような想像をしてどのような気持ちになるのか。そんな七尾百合子の歌だと思います。
ですが考察は人それぞれ、物語の中で恋愛をしている少女を七尾百合子とするのもよし、「君」を誰かに当てはめるもよし、また5つの文字を「君」の名前に当てはめるのもよし。皆様の自由だと思います。
皆様もどうぞ自分なりの「空想文学小説」を、心の中で執筆してみてはいかがでしょう?

文責:澄義