【2018年度 主将 中村郁哉】 | 法政大学男子ラクロス部のブログ

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最後の一年。

そう思って過ごしている人はこの世の中に何人いるだろうか。
多分たくさんの人がいるだろう。
そして、その人の数の分だけたくさんの最後があり、想いがある。
私もその中の1人である。


私は何回の最後を経験して何回満足した最後を迎えられたのか。
本当に満足した最後があったかと、聞かれるとそうではなかった。
結果が伴わなかったわけではない。十分な結果だったと言える。やれることはやったし、充実した日々だった。努力も自分なりにした。考えて挑戦したこともあった。

それでもなぜ満足ではないのか。
それは負けているから。

努力が足りなかった。
考えが甘かった。
自分なりなんて自己満足だ。
大抵悔しかった時の理由は同じである。

じゃあ、正解は何なのか。

それは最後に勝った人だけがわかる。
いや最後に勝った人がやってきたことが正解になる。

だったら私たちは今何をすべきなのか。

しっかりと「学生王者」を見据えて目の前のことに全力で取り組むだけなのではないか。

現代のスポーツにおいて数字や戦術はとても重要なものであることは分かる。
でも、その前に心がなければ決して勝てない。古い考えと思われるかもしれないが、最後は誰にも負けたくないという気持ちだと思う。

人生において勝つ経験しかしてこなかったという人は少ないだろう。
というか、いないと思う。
結果が全てだというわけではない。
ただ、今までしてきた努力も練習も結果が意味を持たせる。

周りの環境も良くて何もかもうまくいって全ての勝負に勝って日本一になるなんてありえない。
つまり、今負けようが失敗しようが最後に勝てればそれでいいと思う。
考えて工夫して努力して挑戦してそれでもだめでまた1からでもいいと思う。
それがいつのまにか自分の道になり、自信になり、結果につながる。

私たちは1年生の時、最弱の代と言われたことがある。試合で結果を残すことができなかったから。
悔しかった。
笑って受け流すしかなかった。
でも、幸運なことにまだチャンスはある。


結果で見返してやろう。


泣いても笑っても
努力しようともしなかろうとも
チームがまとまろうともまとまらなかろうとも
結果勝とうとも負けようとも


「最後の一年」



長々と書いてしまい、すみませんでした。



2018年度 主将 中村郁哉