彼氏彼女†性同一性障害パートナーの観察日記†
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歯医者の帰りに

毎日、毎日、りょう君のことばかり考えてる。

まぁ、今は仕方ないよね。


昨日、久し振りに歯医者にいった。

そしたら、受付のお姉さんに、「ほさちさんの夢をみたんですよ」と言われた。

え?私の夢??

どうやら、私の婚約披露パーティに招待される夢だったらしい。

『結婚することになりました』って言ってたんだって。

それで、忙しくてしばらく歯医者に行ってなかったから、結婚するのかなと思っていたらしい。

なんて、タイムリーは夢なの?

このタイミングで??

切な過ぎる・・・。

その受付のお姉さんとも普通に、受付の人と患者以上の関係はない。

お姉さんも、患者さんの夢なんか見ないのに、何でほさちさんの夢なんだろうと不思議がってた。

本当に不思議。


その帰り道、りょう君に電話した。

電話に出てくれたりょう君は、車運転中だったみたい(本当はだめだよ!)

運転中に電話するといつもうざがる(当たり前です)から、「電話切るね」と言ったら、「ちょっと待って」と言われた。

「今、警察署過ぎたから」というりょう君は、私の電話に付き合ってくれた。


「何で最近そんなに褒めるの?」とりょう君に聞かれた。

毎日毎日、メールで褒めまくっている私。

そうだよね、おかしいよね。

「気持ち悪いよね」と言った私に、「まぁ、嬉しいけど」というりょう君の声。


素直に嬉しいと言ってくれるりょう君が好き。

15分くらい、長電話に付き合ってくれた。

久し振りに、楽しく話が出来たね。


調子に乗って「ご飯作りにいっていい?」って聞いたら、「疲れてるから」と断られた。

それはそうだ、私が無理矢理、終わらせてないだけで、りょう君の中ではとっくに終わってるんだもんね。


未練たらたらだけど、りょう君の決めた道なら応援しなくちゃと思うようになってきた。

本当は別れたくない。

結婚して欲しくない。

男として私と一緒に生きて欲しい。

諦めたくない。

でも、りょう君のこと本当に好きなら、諦めなくちゃいけないよね。

それが、私がりょう君にできる最後の愛情だよね、きっと。

メール

りょう君にメールを送った次の日。

朝、いつものように電話した。

通勤途中、りょう君に電話するのが日課だった。

最近は電話しても出ないことが多かったけど。

メールには何の反応もない。

やっぱり彼氏と過ごしたの?

電話するのが怖かったけど。

メールを読んでどう思ったのか、読んでくれたのか、確認するのが怖かった。

でも、朝の電話の習慣を途絶えさせたくなかった。

私と電話をすることを、りょう君の習慣にしたかった。


かけた電話、どうせ出ないだろうと思ったら、通話中の表示。

おはよう、と言おうと思ったら、「ただいま電話に出ることが出来ません」のアナウンス。

もしかして、着信拒否されてる?

優しいのは発表会が終わるまでって言ってたから?

それとも、今誰かと一緒なの?

お見合い相手の彼氏と一晩過ごしたの?

嫉妬と、拒否られた現実に胸が締め付けられる。

苦しくて、苦しくて、息ができない。


でも、メールした。

怖かったけど、メールした。

「着信拒否されてるのかもしれないけど」と「メールはちゃんと読んで欲しい」、「ちゃんと話がしたい」

もしかしたら、メールも戻って来ちゃうのだろうか。

そう思って送信したけど、戻ってこなかったので、拒否はされていないみたいだった。


でも、返事は返ってこない。

今日は仕事なのかな。

それとも、休みをもらってるのかな。

もし休みなら、きっと昨日迎えに来てもらったまま、一緒にいるんだ。

だから電話に出られないんだ、とか。

ずっと考えていて。

元々休みをもらっていた私は、ベットから起き上がれなかった。


体は疲れているはずなのに、眠れない。

発表会は疲れるから、次の日は一日寝ていようと取った休みだったのに。

うとうとしては、りょう君の夢を見る。

「別れよう」

そんなメールがくる夢。



眠れない。

お昼に、いつものように「ごちそうさま」のメールをした。

何も食べてはいなけど、メールを途絶えさせたくなかった。

そしたらすぐに返事。

「いただきますニコニコメールありがとう。ほさちの気持ち分かったよ。

きちんと話そう。日曜日は友達の公演だよねニコニコ

というメール。

そう、日曜日に私の友達の公演があって、一緒に行く約束をしていた。

覚えていてくれたみたい。

そして、一緒に行ってくれるみたい。

それは単純に嬉しかった。


でも、ほさちの気持ちわかったよ。

きちんと話そう。

どういう意味だろう。

考え直す、ではない。

きちんと話そう。

ただ、話すだけって意味なんだよね、きっと。


発表会が終わりました

発表会が終わりました。

同じサークルにいても、なんだかりょう君に避けられているのを感じる。

今までは気にならなかったのに、りょう君が他の人と楽しそうに話しているのを見て、胸が締め付けられる。

どうして今、りょう君と話しているのは私じゃないの?


発表会まで、毎日メールもしてたし、ほぼ毎日電話もしてた。

電話で話すと、泣いてしまうので、りょう君は迷惑だったかもしれないけど・・・。

発表会初日も、「かわいかったよ」ってメールをくれた。

たまらず、「発表会が終わるまでだから、優しいの?」と聞いた。

「そうだよ」という返事。


打ち上げでハメを外す私。

お酒を飲んで、。

訳も分からずハイテンションになって。

自分がすごくおかしい。

歯止めが効かない。

気持ちが悪い。


そして、帰り。

大量の荷物を持って、みんなで電車で帰るんだろうと思っていたら、りょう君が「迎えがくるから」と言った。

迎えって誰?

1人暮らしのりょう君を、迎えに来てくれる人って誰。

家族なわけがない。

それが彼氏なの?


みんなの列から離れ、一人地下を歩く。

心が、気持ちがどうにもならない。

このまま、何も感じなくなるくらい、壊れてしまえばいいのに。

消えてなくなりたい。


発表会が終わったら送ろうと作っていたメールを送信する。

この前は一方的に責めた、それを謝ることと。

私の気持ち。

りょう君との将来を考えていた私の気持ち。

考えて、考えて、そのメールに全部込めた。

もしこの後、彼に会うなら、その前に読んで欲しかった。


そして、りょう君に、私を選んで欲しい。

そう思うのは私の我儘なのかな。


最近、「練 炭 自 殺」だとか、「集 団 自 殺」だとか、ネット検索の単語が物騒だ。

そんなことしたくない。

でも、それを調べてるだけで、心が落ち着くならしょうがないかなと思う。

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