実際の医師業をしている
9人の、それぞれの短編を載せた
アンソロジーになっている。

スポンサーやプロデュサー等、
現場の“らしさ”より、
面白さを優先する
下手な医療ドラマを観てるより、
面白い。

ただ、さすがに
医療過誤を扱った「魚類譚」は、
具体的に魚の臭いがしてる設定が
意味不明で
作者、飛ばし過ぎてない?
と思ってしまう。

あと、「パイナップルがある光景」は、
せっかくいい話なのに、
文体が、騙り調になっているのが、
惜しい。
9人が9人とも似たような文体で書くよりも、
奇をてらいたかったのかもだけど。

夏の初め頃、
クルミを食べたタイミングで、
眩暈やら、ジンマシンやら
ぶわぁ~っと出てきたんで、
まさかワシ、
ナッツリター、
もとい、ナッツアレルギー、
発症しちゃった?
と思い、
今日まで、ナッツ類ままは
全部の接種を控えていたんだけど、
検査してもらった結果、
希有だった(^^;


食品(特にお菓子類)には、
裏の材料票にほぼほぼ確実に、
ナッツが使われてるか、
ナッツを加工したラインで製造した
旨の注意書きがあるので、
陽性ならめっちゃしんどいじゃん!?
って思ってたん~~~(´;ω;`)


あと、知らんかったんだけど、
ナッツと一口にいっても、
クルミもピーナッツもカシューナッツもetc…、
全部アレルゲンが違う組成なので、
どれかひとつがダメだから、
ナッツと名のつくもの全部がダメとは
限らないらしい。
へ~ほ~そ~なんだぁ~。
ためになったなぁ~。
ためになったよぉ~w



色が色だし、
デザイン的にもコンテナを組み合わせた建物か?
と思っちゃうけど、
ちゃんとした名の有る人の建築物で展示室。
さすが美術館なので
火災発生時の消火機能はハロゲン化物消火設備。
粉末や泡性の消火器や水なんか撒いたら、
美術品がオジャンになるので、
室内の可燃性の高い酸素を希薄にして
ハロゲンガスで満たすことで火を消すという。
なもんで、
人がいたら窒息間違いなしなので、
発災時には、
お客は迅速な非難を
しないといけない(案内があるらしい)。

この、展示室、見ての通り
ブロック分けされてて、
それぞれの出入り口には、
自動ドアが設置されている。
しかも通路がドアで常に遮断される形で。
ぱっと見ドア感がなくて、
最初、入館した時は、
行き止まりなんかと
思って通り過ぎてしまった。
人が入っていくのを目撃したので、
事なきを得た
(もっとも、その入っていた人は
首に名札をかけてたので、
関係者の可能性はあり、
ひょっこり事務室だったら
どうしよう?って心配はした)w

危うく常設展示物を見逃すところだったw
特別展のエミール・ガレの展示物は
普通に観れたんだけどw

ガレさんって、
ガラスを使った花器が専門なのね。
正直、どう観ればいいのか
さっぱりわからなかったんだけど、
なんか、引き込まれる感じはあった。
あと、(彼の?)家具が展示してて、
何故か家具デザインは好きなので、
堪能で来た。

めがね橋(碓氷第三橋梁)



軽井沢と群馬県を結ぶ
碓氷峠の途中にある(旧)アプト式鉄道の鉄道橋。
今は重要文化財で観光資源として、
上を歩けるようになっている。
以前にも画像とかで観てるのかもだけど、
春ドラマでキムタクが
主演のドラマ「Believe-君にかける橋-」
の最終話で登場するまで記憶になく、
それと知らずにこの道を通って
「あらまぁ、ここじゃん!」ってなったw
ミーハーなのでw

キムタク主人公のお気に入りの橋ということで、
登場するんだけど、
開通した瞬間から、強度不足とかの指摘があって、
補強工事がされちゃってるの、
まさかあのドラマ、そこまで計算して?

橋脚に落書きをするバカがいるので、
落書禁止のプレートがあった。
でも、橋の上に上がるための道の
苔むしたのり面は、落書きだらけ(^^;

いわゆる、モーセを主人公とした、
出エジプト記を題材にして、
「十戒」とか「プリンス・オブ・エジプト」とは
切り口を変えた感じのスペクタクル。
出来はともかくも、発生する奇跡が、
神の指示によるモーセからの発出でなく、
モーセをほっといて、
神が自然災害然として描いているのは、
評価したい(評価しない人や国があったらしい)。
仮に聖書の記述がその通りで、
神がモーセを介在して各種奇跡を起こしていたら、
イスラエルの民は、カナンにたどり着くまでに、
何度もモーセに逆らう行動は、神に滅ぼされそうで、
怖くてできないと思うのよ
(放浪中に生まれて、
奇跡を観てない層はその限りじゃなけど)。
モーセに逆らえるのは、彼らが見た奇跡が、
自然災害がたまたま重なっただけじゃね?
と思える時でないと。
あと、イスラエル人をエジプトが奴隷にしていた。
という話。
聖書以外の記述でそれを示すものは
発見されてなくて、
むしろ、職工の給与とか、
出欠席を記録した石板も見つかっているので。
では、なぜ、ラムセスはイスラエル民の出国を
許さなかったかと言えば、
単純に、人口の一割とかが、
一気に出国してしまう現象を、
看過できる国が、
現代でも、あるかどうか、
考えてみたらわかる話ではある。
多分、憲法的に出入国を許してる日本でさえ、
何とかして、踏みとどまるよう、
説得すると思われる。
まして、当時の敵国に当たる
フェニキアに行くとなれば、なおのこと。