移植は、臍帯血移植になりました。


ご存知の方も多いと思いますが、これまで通常白血病等の病気の方には骨髄移植が行われてきました。

20年以上前に、赤ちゃんとお母さんをつなぐへその緒の中にある血液(臍帯血)にも、白血病等を治す※血液の成分が充分にあることがわかりました。(※分かりやすく表現しています)

小さなボランティア団体が立ち上がりましたが、なかなか国の認可を受けることが出来ませんでした。

地道な署名運動を続ける中、その団体の存在を知った政党(私も相談させてもらっている国会議員秘書の…)が先頭に立って動き、数々の団体も参加する中、220万もの署名が集まり、ついに国の認可がおりたのです。(もちろん他からの働きかけもあると思います)

そのことは以前から知っていましたが、まさか自分の子供がお世話になることになるとは全く思っていませんでした。。


現在公的臍帯血バンクは全国6箇所もあり、必要な時に患者のもとへ運ばれているそうです。

骨髄移植とは異なり、ドナーの調整や負担もなく、凍結されているものを解凍して患者の体にいれるため、比較的骨髄移植より患者の都合で移植できる方法です。

小児の白血病移植は型があえばほとんど臍帯血で行っていることも聞きました。(C病院の場合は、かもしれませんが)


私達夫婦は、長男とは型が合いませんでした。(半分だけの適合)

弟達はまだ小さ過ぎてドナーの対象にならない、と言われました。

臍帯血バンクの存在がなければ、骨髄バンクから適合するドナーを探さなければならなかったし、その方への負担や調整も必要でした。

そう思うと、20年以上前に動いていただいた団体の方、政党の方には感謝しかありません。

更に今回、長男の型にほぼマッチする臍帯血が見つかっており、感謝でいっぱいです。


全て条件は整っているのだから、もう信じて進んでいくしかない!と決意していますプンプンプンプン


金曜日から無菌室に入り、前処置がスタートしました。

主治医からは、移植後暫くしてからダルさ等出てくる、と聞いていたので油断してしまっていました……。

早速です悲しい悲しい


「辛い~えーんえーんえーん


と、久しぶりの抗がん剤に早速ダメージ食らっていて、初日からダウンしています……。

先日も面会に行きましたが、気持ち悪くて嘔吐しちゃっていて…悲しい悲しい悲しい

あとは寝てるだけ、なので。。

(面会の意味はあるのだろうか?不安不安不安


前処置は、

1日目 ベプシド 12時間投与

2日目 エンドキサン 2時間投与

3日目 エンドキサン 2時間投与

4日目 TBI(全身放射線照射)

5日目 TBI(全身放射線照射)

6日目 TBI(全身放射線照射)

です。

※保護者への説明の時に、中枢神経に再発している患者は通常脳にもプラス6Gy(トータル18Gy(12Gy+6Gy))照射するが、白質脳症のことを考え、照射しないことになりました。(CAR-Tの効果に期待)


そして移植は、ついに明日です!