あのあと、2ヶ月検査にD病院に行った際、また夫が治験の教授から話をされたようで。

「移植をすることは間違いではない。ただ…~(この間と同じような話)」みたいなことを言われて。。


その後割りとすぐにC病院から、両親へ部長(トップ)から説明がある、と呼び出しされて話を聞きに行きました。


要するに、

(治験ではない)CAR-T治療(キムリア)の場合、3つあるうちの1つでも該当したら移植に進むそうで、その1つに「CAR-Tを行ってから3ヶ月未満でB細胞が上がってきてしまった場合」があり、今回長男はこれに該当している、と。

治験のCAR-Tはまだ治験段階で、データがないためハッキリしないが、現行のCAR-T(キムリア)と同等もしくは少し良いくらいの効き目じゃないかと。

そうなった場合、該当しているのに何もしないということはあまりにも危険でないかと。

もしも何もしないで再発してしまった場合、もう4回目になるし、今までの抗がん剤も効きにくい可能性がある。(つまり寛解するのが難しい可能性がある)

そうなると治る確率はかなり低い。


今、寛解しているうちに移植した方が治る確率は高い。

もちろんそれでも再発してしまうリスクはある。


……どっちにしても再発のリスクあるんかーい!

と突っ込みを入れたくなりましたが(というか入れちゃったよ真顔苦笑)、けど、本当に完治するなら、今がチャンスなのかなって思ってきまして。。


夫も決して移植に難色を示しているわけではなく、白質脳症のために、移植前の前処置の放射線照射が充分できないのであれば移植の意味はあるのか?と思っているだけで。

移植するならしっかり照射して欲しいし、照射なしの移植なら長男に意味あるのか?と思っていて。


けど、その部長は現段階の脳症ダメージでも照射は行う、と言ってくれて。

そのリスクもほとんど自覚ない程度とかで。。

色々説明受けて、充分に前処置も出来るのであれば…。

もうこれが本当に本当の最後の治療になると決めて……。


悩んで考えて……決断しました。


分厚い説明書も渡されて、リスクのことしか書いてなくて。こんなの読んだらやりたくなくなるよ、ということばかり記載されていて。


決断するのもかなりかなり時間かけたけど、C病院に「移植の方向で進めてください」と伝えました。。。


つづく。