私がハウステンボス歌劇団が好きになった頃、ミューズホールって名前の250席くらいの小さな会場で毎日3~4公演ショーが行われていたんですね。
その会場は建物を支える柱はありますが、壁がありません。
外から丸見えなんです。
普通に観光に来ていた人たちもハウステンボス歌劇団を知る、そして興味を持つ良いきっかけになったと思います。
その他にも季節ごとのパレードに出ていたり、団員さんに直接話しかけられる出待ちが出来るのもハウステンボス歌劇団の魅力でした。
ファンが一番増えた頃だと思います。
その後、消防法に引っかかるとかで、ミューズホールに壁が作られ、立ち見が出来なくなりました。
閉じられた空間に入るのって観光客にはハードルが高い。
元々、イルミネーションやオランダの街並みを楽しみに来ていた人たちだから、ハウステンボス歌劇団を観ようって気になれない。
そこで新しいファンを増やそうとアムステルダム広場って名前の野外の会場でのショーが始まったんだと思います。
会場の周りに誰でも座れる自由席を設置、写真、動画撮り放題。SNSで全国拡散を狙っています。
でも、失敗だったのが良席狙いのファンが殺到。トラブル続きだったようで会場正面の良席は有料になり、ハウステンボスが思い描いた方向になっていないような気がします。
福岡に専用劇場を創りハウステンボス歌劇団の拡大を狙いますが、コロナ流行、福岡県民にも認知が広がらなかったようで、2024年3月10日に撤退が決まりました。
…で、以前よりライトなファンになった私ですが、ハウステンボスは時々訪れて楽しんでおります。
新しい経営に変わったと思うのが、ハロウィンのゾンビ、クリスマスのゴスペルの皆さん。
夜遅い始まりなのに平日でも身動きが出来ないくらいお客さんの数が多い。
正直ハウステンボス大劇場に入るお客さんの数より多かったと思います。
そして、すごく楽して、何度も訪れてしまいました。
今ってハウステンボス歌劇団のピンチだと思っています。
レビューショー「心を染める虹色の夢」
著作権にひっかからないクラシック音楽で構成されているのが気になります。
はばたけ!悠久の空高く
1度観ただけで理解出来る人はいないと思います。
愛に恋う
リバイバル作品。
面白い作品が創れる脚本家や演出家。お金を出せば探せると思うのですが、予算が足らないのでしょうね。
全国にそんな才能を持った名もなき卵のような人を募集なんて出来ないのだろうか。
新しいファンを増やすため野外のショーは賛成ですが、花時計の前、ハーバータウン、パレスでのショーも考えた方が集客出来るかも知れません。
歌劇団もそんな事はとっくの昔に考えていると思いますが、ハウステンボスは新しいアトラクションに力を入れていますもんね。凄く魅力的です。
モヤモヤ~と思っていた事をひたすら書いてしましました。
私が好きになった頃のハウステンボス歌劇団。
あの頃の勢いを取り戻してほしいと希望を込めて。
俺を運営させてみろって野望はまだ少しある炭火ホルモン壱の店長でした。