凄いの凄くないのって…
→のプロフィール覧に
「特技:タイヤチェーンを早く巻くこと」
って追加してもいいかなぁ~って思う位、私はタイヤチェーンを巻くのが早い。
もちろん、ワンタッチ式のチェーンだけど…。
…というのも、仕事で九州の豪雪地帯によく行くからだ。
その場所の名誉を守るため、場所がどこかは伏せておくが、
しょ~じき、福岡の人間なら、冬のシーズンは行くことをためらうところ。
1週間に1回程度は雪が舞い、1ヶ月に2~3回は積雪する。
中でも1シーズンに1~2回は、30cmを超える積雪となる。
(ヒントはこの近くhttp://www.grove.gr.jp/spa/live_cam.html )
今回の強い寒気の長居でもご多聞にもれることなく、
この1週間降り続けている。
こんなところでは、
①どこでからイヤチェーンを巻くか決断をする。
②素早くタイヤチェーンを巻き上げ、速攻再び車内にもどる。
③タイヤチェーンを巻いた上でうまく運転する。
ということが上手なほど名誉となってくる。
その豪雪地帯へ昨日・今日で行ってきた。
しかも、昨日、福岡を出たのは16時過ぎ、今日、向こうを出たのが18時過ぎと、
日も暮れ、気温も充分に下った危険な時間帯。
とにかく、その雪の凄いの凄くないのって!!
量は、1晩にたくさん降った時の方が多いのだけど、
今回はその範囲の広さと融けなさが半端でない。
通常、積雪はしても、翌日は晴れて融けて流れ出す。
翌日には、路面は乾ききるか、濡れた状態になる。
(それがまた凍結して夜間の通行は危険なのだけど…)
今回は、晴れないし、気温も上がらないので、
路面にも根雪ができて踏み固められてしまっている。
「東北・北陸・北海道の路面」と言えばわかっていただけるだろうか???
チェーンを巻いての走行は、スピードが出せないので、ノロノロ運転。
だからスタッドレスタイヤをはいた後続車を
(この地域では九州でもスタッドレスタイヤは冬の必需品)
時々追い越させてあげなければならない。
雪で路面自体が狭くなっているので、
なかなか簡単には追い越させてあげることができないが、
それでも一方後続車がたまったところで「お先にどうぞ」する。
今日も、時間が時間だけに少なかったが、後続車を追い越させてあげた。
ノロノロとカープの多い坂を下り、そのひとつのカーブを曲がろうとすると見慣れぬ光景が。
車が谷に突っ込んでかろうじて引っかかっているのである。
頭から突っ込んで後輪が完全に浮いてしまっている。
さっき追い越させた後続車だ。
すぐ気づいた。
雪道を走ることが多いので、立ち往生したり、
吹き溜まりに突っ込んだりしている車、それを救助する風景はよく見かけるのだが、
突っ込みたてのホヤホヤは初めて。
「まさか死んでないでしょうね~」
とハラハラしながら、とりあえず、車を止め、駆け寄ると、
50代位のサラリーマンらしきドライバーが窓から顔を出し、
「大丈夫です。スタッドレスを過信してました。今からJAF呼ぶんで…」
とのこと。
ケガをしている様子でもなさそうだったので、
非力な女の手があったところで、何の役にも立たないと思い、その場を後にした。
その後もノロノロと山をくだり、
結局、今までで一番チェーンを巻いて走った距離が長くなってしまった。
そのうち、
「特技:タイヤチェーンを巻くタイミングを読むこと、
タイヤチェーン素早く巻くこと、
タイヤチェーンを巻いた車を上手に運転すること」
となるかもしれない…。
まだ見ぬあなた様。
スキーやスノボは得意ではありませんが、
あなたをスキー場まで連れて行くことは得意です。
でも、あなたが弱音をはくまでは、隠しておくつもりです。
今年のクリスマス・イヴまであと9日
ブログ閉鎖まであと…_| ̄|○