暗黙のルール その2
私が乗る新幹線はとにかく乗客が多い。
そしてそのほとんどが定期券使用者。
自動改札に切符を入れている人なんて、5%いるかいないか位のもんである。
だから乗車に際してはトラブル回避のための「ローカルルール」とゆ~か、
「暗黙のルール」的なものがある。
『エスカレーターの並び方』もその一つ。
どこの駅のエスカレーターでも左右のちがいはあれど、多分同じだと思うが、
博多駅のエスカレーターは右側は歩いて上り下りする人のために空けて乗る。
私もせっかちなのか、駅のエスカレーターは歩いて上り下りすることが多い。
博多駅に着き、いつものようにエスカレーターの右側を歩いて
改札口のあるロビーまで降りようとした。
今日は土曜日。
いつもよりも定期券使用者率は低いと思う。
ついでに乗客も少なかった。
いつもの1/3位だろう。
エスカレーターの右側に立ち、一歩目を踏み出そうとしたところ、
前に立ちはだかる女子高生。
歩いて下りることができない。
更に前に目をやると、あきらかに定期券ユーザーではなさそうな年配の女性。
その前には誰もいない。
彼女が原因だったのだ。
細身の女子高生は、何度も追い越すために
年配の女性と、同じステップの左側に立つ年配の男性の間をすり抜けようと試みたが、
狭いエスカレーター、なかなか前に出ることがままならない。
女子高生はチラチラ後ろを振り返り、
「私が悪いんじゃないんですぅ。
私が止めてるんじゃないんですぅ。
私はわかってるけど、このおばさんが原因なんですぅ」
と後ろでイラついている乗客にうるうる視線で訴えかける。
このまま、下までこの繰り返しが続き、
エスカレーターが下に到着した途端、反省を促すかのように
女子高生は足早に年配の女性をまくりながら
睨みつけて行ったのを私は見逃さなかった。
昨日の私にはこの女子高生の努力が足りなかったらしい
…と反省しきり。
まだ見ぬあなた様。
何度も言いますが、
世の中には、「かわいい女」の仮面をかぶった「怖い女」がたくさんいます。
気をつけてくださいね。
今年のクリスマス・イヴまであと7日(あと1週間になっちゃった~!!)
ブログ閉鎖まであと…_| ̄|○