ぼくはトキ。6さいです。こんにちは。まだまだいっぱいたいへんだけど、やさしくしてね。
トキ
そんな声が聞こえてきそうなほどとってもキュートな男の子、トキ君です。馬房から出る時、ほっぺたがまん丸に膨れるほど乾草を口いっぱいに詰め込んでいました。かわいい。
腹帯締めると「あー😩ぼく、ねむたくなるよぉ」なので、降りるギリギリに締めようと一番下の穴にしておいたんですがそれでも眠たくなってしまうトキ。
頭絡付けようと顔を抱えるとそれが良い塩梅になってしまうらしく余計に寝ようとします。なんとか起こして頭絡装着。
途中、通りかかったイントラさんが鼻にイタズラ(コショコショ)して起こしてくれてました😆
いざレッスン。蹄跡には自分からてくてく出ていきます。
反応はニュートラル。重くもなく、かといってめっちゃ軽いわけでもなく。
軽い手綱の張りで動いている間は特に問題無し。しかし歩度を伸ばして気をつけをしようとすると、馬銜を掛けられるのを嫌がる素振り。
前回はなかったコンビ鼻革が頭絡に装着された分、口を割れなくはなってますがその代わりに下へ潜って馬銜を外そうとしてきます。
手綱の長さを決めて推進→一瞬、前目で脹脛でぐっと挟んで頭を上げさせる→上げたら譲る、でなんとかトキとやりとりしようと試みます。前へ潜ると余計に馬銜が当たってしんどいぞーー。楽なところを探してごらんーー。の気持ち。
暫くはそれでトキも、「ここかも!?」と頭を上げてくれるんですが、何周かすると「あー、でも頭自分で上げるの疲れるー😮💨」とまたもたれようとしてきます。根気よく繰り返してみるもまだまだ私のレベルでは難しい話でした。
でもトキから「NO!」みたいな反応は返ってこなかったので良しとしておきます。
速歩になるともたれなくなりました。程よく引っ張ってくれてます。
リズムも最高。さすが若いのもありますが反動が柔らかくて乗り心地は抜群。正反動も詰めればやりやすいです。
指導員「良い感じで乗れてます。姿勢もグッド。そのままで」
トキー、褒められちゃったよー。
🐴「ほんとー? ぼく、いいかんじー?」
トキ君、基本は真面目でとっても素直です。ところがレッスンが進んでくると、だんだん張り切ってきて、🐴「とってもがんばるぞー!」となりがち。前進気勢っていう点ではいいことなんですが、ここで行く行かないの喧嘩にならないように注意します。(前回ちょっと揉めました)
正反動指示。ずっと前にいる馬の推進が落ちてしまったようで渋滞気味ですが、トキは頑張って速歩継続してくれました。
C点側輪乗り。先頭からやや離れてますが2番手。外方握るだけで輪乗りに入ってくれます。
常歩で何周かして、指導員も「いいねー」と褒めてくれた瞬間、まさかの四角く回り出すトキ😂
「褒めたらダメになった🤣」と指導員。馬体が途中で真っ直ぐになってしまったのが原因。内方姿勢を意識します。
S字手前変換。指導員から「S字で先頭やるか?自信がないならやめるか?」と聞かれました。
やるやるやる!先頭がいいー!!
ということで先頭です。曲がったらすぐに手綱は緩める、を意識するように。トキが迷って🐴「ぼくどこいくのー?💦」とフラフラしないように脚で推進。
速歩継続のままバッチリS字になりました。
そのまま右手前。右はトキの身体が固い。小さくなるのではなく、外に膨れようとします。外方脚で外へ振れる腰を抑えて1周目なんとか。
3周目。さっきより肩が入らない。内方の鎧を踏み込み、外方握りこんでも外へ。輪乗りが大きすぎる!
指導員「一回止まって」
正しい輪線上へ戻って止めます。
開き手綱のやり方が違う、と教えてもらいました。それでは開いてはいるけど動きの割に開きが小さくなってしまうとのこと。
手の甲ではなく、小指側から。
開き手綱を意識すると外へ大きく膨れることはなくなりました。膨れたがりはしますが修正出来ます。
あと私が右手前苦手なのもあって(重心が左に寄る)、余計に膨らんだのだと思います。
トキの素直さに大いに助けられました。
この日はS字手前変換を数回連続してやったりして面白かったです。
輪乗りを変えー、とかもいつかやってみたいなぁ。