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先週の競馬から、次走で注目できる馬をピックアップ。
【能勢俊介・次走注目馬】
2016/11/10(木)
◆5回京都1日目[2R](2歳未勝利・ダート1800M)
[02]ワンフォーオール
今回が初ダート。出たなりで好位インのポジションにつけたものの、道中はフワフワした走りで、3角手前から鞍上が促しつつの追走。その分、手応えは怪しく映ったが、直線はインからジリジリと脚を伸ばしゴール前で2着浮上。砂を被っても問題なく、1分53秒6の走破タイムも上々。攻めの良さが実戦で生かせていなかったが、ダート替わりでまさにガラリ一変の走りを見せた。まだ前向きさに欠け、走りがワンペースだけに、現状ではダートがベター。引き続きダート戦起用ならば、初勝利のチャンス。
◆5回東京1日目[10R](ノベンバーS・芝2000M)
[13]ラヴィエベール
出遅れてシンガリからの追走。しかも、離し逃げのロジメジャーでさえ1000M通過61秒0に緩いラップで、後方集団は超スローの展開。それを直線で大外へ持ち出してエンジンが掛かると、内の馬をまとめて抜き去り、一歩先に抜け出した勝ち馬を猛追。わずかにハナ差届かずの惜敗となったが、最後の脚はレースの上がり35秒4を2秒3上回る出色の33秒1をマーク。これでデビューから5戦3勝2着2回と全く底を見せておらず、秘める能力は優に重賞級と言っていいだろう。条件クラスではひと言でレベルが違う存在で、次走は順当に勝機。
◆5回東京2日目[8R](3歳上1000万下・芝1600M)
[11]ルナプロスペクター
1000M通過59秒0と緩い流れだったが、折り合いを重視して前半は後方2番手でジックリ構え、直線で外へ持ち出してからは手応え通りの力強い伸び脚。最後は勝ち馬に半馬身及ばなかったが、追い出されてからの脚色はほぼ同じで、敗れたのは仕掛けのタイミングの差だけ。1000万の平場だったが、メンバーランクは“Aランク”と言ってもいい粒揃いの組み合わせで、2着でも大いに評価できる内容だった。もともと現級勝ちの実績はあるが、ひと夏を越して末脚の確実性を増し、完全に本格化の兆し。展開が向けばアッサリすぐに勝ち上がれる。
◆5回東京2日目[9R](百日草特別・芝2000M)
[03]アウトライアーズ
スタートが良すぎたことで、序盤は今までにない好位3番手ポジション。加えて、逃げ馬が内を空けていたことで、前に壁を作れず折り合いに苦労し、押さえ込んでいるうちにポジションが徐々に下がる場面。それでも、直線を向くとラチ沿いから再び盛り返し、最後は勝ち馬アドマイヤミヤビとの叩き合い。ゴール前でわずかに遅れながらも2着は確保したかに映ったが、最後の最後で外からカデナに強襲され、結果は惜しくも3着。とは言え、チグハグな競馬になりながら、際どい勝負に持ち込んだあたりが能力。名前を挙げた上位陣はハイレベルで、現に4着以下には2馬身半差。500万条件では明らかに一枚上の存在だ。スムーズな競馬で脚を温存できれば、アッサリ巻き返していい。
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