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【ネタバレ】


会社の出張で田舎の村へやってきた井上。

雨季で地面が滑りやすく、誰も寄り付かない。と言われていた道で滑落したが、偶然村の人間に助けられ病院へ。

医者が言うには足の骨折だけで済んだのは運が良かったとのこと。ただ念のため1日入院していくことを勧められ従う。

しかし同室の住人らしき男3人は何となく雰囲気が暗く、またじっとこちらを見つめ、なにやらヒソヒソと話をしている。


その夜、痛みが酷く眠れないでいると、カーテン越しに同室の男たちの影が見える。自分のベッドを取り囲み何やらボソボソと話しているようだ。


「………」「…かかすな…」「………」「…ておくれ…」「………」
 

恐くなった男は布団に潜り込み、気が付くと眠りについていた。

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翌日、無事に退院できた井上。夕暮れの空を見上げると、屋上に3人の男らしき影が。どうやら件の患者らが万歳をしているようだった。
病室では不気味であったが、退院を祝ってくれているという事はいい人?と考えを改める。
帰りのタクシーの中でも先ほど見た万歳の話をしていると、運転手の態度が徐々におかしくなる。

運転手(太字)「ざん……ばい……」
井上(太字)「ざん、ばい?」
運転手(太字)「降りてくれッ!!早く降りてくれ!!あんたもう生きてこの村から…」

後ろから迫る大型トラック。ブレーキをかける様子もなくそのまま突っ込んできて…。



【考察】


"ざんばい"って何?ってとこからですよね。
まず闇芝居1期は(2も?)都市伝説やネット怪談をベースにストーリーを作っており、この惨拝は裏拍手という都市伝説から着想を得たと考えられます。
 

裏拍手とはネット発祥(ソース不明、でも伝統的ではなさそう)の都市伝説。通常の拍手とは逆側、つまり手の甲で拍手をするというもので、呪いの方法として知られています。また、死者がする拍手はこの裏拍手であるとも言われています。とりあえず負の意味を持つ拍手でありますね。


惨拝はこれをベースにした呪いの手段。通常の万歳(下から上)とは逆で上から下へ振り下ろす様に動かしています。これで主人公を呪っていたのですね。
(ざんばーい、と連続で言っていたため、主役にはざんばーい、ざんばーい、ざんばいざんばいざんばいざんばい…ばんざいと聞こえていた様子)



さて次は呪っている理由ですね。
wikipediaによると治療を施されずに亡くなってしまった患者たちの霊だそうですが、偶然にも助かった主人公を妬んでのことでしょうか。
これ以上に考えようが無いので多分そういう事だと思います。



あとは夜中、住人たちは何をボソボソとしゃべっていたのか、でしょうか。

残念ながらはっきりと聞き取れるのは「ておくれ」の部分のみ。

(一応「かかすな」っぽいことも聞き取れはするんですけど…欠かすな?生かすな?)

 

特殊語尾説~~し「ておくれ」

普通に「手遅れ」

命令系で~~し「て送れ」

とかが想像できますが、普通に手遅れなんでしょうか。何が?

 

ベタに行くなら、主人公はあの場で死ぬはずだった、病院に来たところで「手遅れ」のはずだったのに治療の甲斐あって生き残った。

それを見ていた、碌な治療を施されずに亡くなってしまった同室の3人がどう思ったかは書くまでもないでしょう。

 

新しい考察思いついたらまた書き込みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


駄文
少し気になった部分を。
冒頭、医師が
「この時期は道がぬかるんでいるので村人は使わない」
という旨の発言をします。
なのに主人公を助けた村人がいる、偶然にも……。

うーん、なにかきな臭いものは感じるのですけど別に本編に結び付きそうな説をおもいつかないんですよね。考察とか言っておきながら難ですが!
無茶苦茶強引に行くなら態と突き落として医療費稼ぐとかなんですかね。回りくどすぎる。
また昭和が舞台っぽいので閉鎖的な村であるならばよそ者憎しで突き落としたとかも考えられますが、医者に届ける意味がなさそう。
(ぶっちゃけ冬季通行止め、な道でも地元の方は通るので本当に偶然だったのでしょうが。)
なんか思いついたらコメントくださいませ~。