「キミの記憶をボクにください〜ピグマリオンの恋〜」

BeeTVにて2010年3月20日より配信されたドラマ。放送時間は各10分。全12回。
ロケは全て韓国で行われたBeeTV初のオリジナル韓国ドラマ。

南沢奈央さんっていう女優さんと韓国で撮影されたほぼ日本語のドラマ。
なんですがDVDで普通に映画みたいに見たので、各10分だというイメージがない。

ギヨン:キム・ジェウク
ヒョンジュン:キム・ジュン
ミカ:南沢奈央
ヒジン:南沢奈央

南沢さんがヒョンジュンの恋人のミカなんですが、生き写しのヒジンというギヨンの恋人だった女性もいます、
ミカが急に記憶を失うので(韓国ドラマほんとに記憶ない人多すぎだな^^;)

10分ごとに山場が必要という当初の縛りもあって大変だったろうと思います。
それで意味が分からないと思う方もいるかも。
確かにちょっと不親切ではあるんだけどそれはしょうがないと思うのよね^^;
買う前の感想とか見ててもあまりこれが一押しって人はいなかったんだけど(笑)
私は割と好きでした。

ヒョンジュンも日本語話すんですが、ジェウクさんの日本語とあまりに格差がありすぎてびっくり。
逆に可哀想なくらいですが、ヒョンジュン自身はとてもいい人の役なので目をつぶります。
でもこんなの広い心で許せるほどいい女なのかミカ問題が(笑)
南沢さんちょっと特殊なお顔立ちで^^;
でも韓国的には可愛いのか?
韓国の美醜と以下同文(笑)

でも若いのに韓国語もしゃべれないまま一人で撮影に行くなんてガッツがあるな。
囲み取材に答えてる主要3人の動画があるんですが、そこでもジェウクさん日本語で普通に答えてる(笑)
「しょうがないんですよー」とかいうのがほんとに可愛くて(笑)
日本語で一杯話しかけて南沢さんの力になろうと思ってたらしいんですが、20くらいの若い女性となにしゃべっていいか分からなくて空回ったとか言ってた(笑)
当時ジェウクさん26とか27とかくらいだろうに発言がお年寄り(笑)
年上の方に遊んでもらうことが多いからと、キュンとするくらい末っ子気質(笑)

ミカがジェウクさんの方を恋人のヒョンジュンだと思い込んで。
でも刺激しないようにそのままジェウクに自分の代わりを演じてというヒョンジュン。
その心も良くわかんないんだけど(笑)
とにかく彼は優しさと包容力の塊だと思うことにする。

ジェウクギヨンはミカの記憶がおかしいのではなくて、彼女はミカじゃなくヒジンだと思う。
自分をヒョンジュンだと思い込んでるじゃなく、ギヨンという名前を忘れたんだと。
そのあたりからヒジンは亡くなったんだなとわかります。

ミカなのかヒジンなのかというその原因を天体現象の魔法みたいにするので余計ブレる感はあります。
美術系の卒業制作をする男二人に天体がちょっと唐突。
なのでピグマリオンもかなり急にぶっこまれます(笑)
そのあたり丁寧にもっと回数か時間を長くするとかしてもらえてたら、これ結構いい作品になったと思うんですよ?

もちろんジェウクさんの役は選ばれませんミカには(笑)
それが大前提なんですジェウクファン(笑)
そんなことではへこたれないんだけど、急に我に返ったミカがあっという間にヒョンジュンに戻っていくんですね。
そこが納得できる材料をもっと作っておいてほしかったし、なぜギヨンとヒジンの思い出の木で?という謎。

事故の時のジェウクさんの演技好き。
そうこられたミカの絶望も分かる。
でもヒョンジュンに戻れる?そこを分かるようにしてくれてたらなと。

ギヨンに片思いしてた後輩も出す必要があったかがちょっと難しい。
預言者みたいなこと言う女も別にどうでもいい人だった(笑)
卒業制作があんなにあっという間に出来るのかよく分からないんですけど、ジェウクさんは天才だからOK(笑)

ただただピグマリオン情報が足りない(笑)
でも最後のジェウクさん好き。
自嘲気味に笑うところも。
見終わった感は悪くなかった。
もっと良くできる要素があったから余計もったいなかったな。
私は好きでした。