以前、6ハウス海王星の友人について、本に記載されている内容が全く当てはまらないというのを書きました。
友人に話を聞くと、欠勤や適当に仕事するということは全くあてはまらないが、現実や日常から逃避がちになるケースは多々あるとのことでした。
朝きちんと起きて、仕事して、週末運動するという友人の生活パターンは、
十分規則正しいと思います。
しかし、自分に厳しい1ハウス土星の友人にとって、
規則正しい生活というのは自分の体や住環境も丁寧に扱う日常らしい。
なんというか、土星の真面目さ全開です。
同じ誕生日でも、こうまで違うか。
1ハウスに入っている天体は、その人そのものだと言われますが、本当にそうだと感じます。
友人曰く、海王星を「逃避」と考えるならば、仕事もある意味逃避だと。
奥さんにワンオペさせている旦那さんみたいなもので、仕事をしている間は、見たくない日常や考えたくない家族の事情から逃げられる。
そういう自覚があると。
確かに、仕事しているからっていう言い訳は無敵みたいなところがあります。
本に書いてあるように、海王星が規則正しい日常生活を曖昧にしてしまうという形にでることもあれば、
友人のように、日常生活は規則正しいものの、仕事で現実逃避という形にでることもあるのだなと勉強になりました。
ただし、友人の場合、会社を良くしたい、理想に近づけたいと日々頑張っています。
人は、夢や理想があるからこそ、それを実現させるために工夫したり奮闘することができます。
諦めないからこそ、理想を現実に変えることもできるわけです。
海王星が「夢や理想」という形でも表れているといえます。
これは、6ハウス海王星の最高の出方ではないかと思います。
海王星はその象意の通り不思議。
夢や理想でもあり、逃避にもなる。
逃避は必要な時もあるし、戻ってくれば逃避も悪くない。
海王星のあるハウスは逃避先なのかもしれません。
仕事に逃避・・・、人の役にも世の中の役にも立つ上、お金もしっかり稼ぐ。
生産性の高い逃避だな。
羨ましいです。