今日は9ハウスカスプ双子座について考えます。
9ハウスは
・未知な世界
・「今ここ」ではないところ
・簡単には到達できないようなところ
・答えが出ないような問いについて考えること
・他者と共有できる学び
などを示します。
具体的にいうと、異文化、憧れのような場所、哲学、思想、宗教、誰かに教えを乞うような専門的な分野、過去から今まで続いてきている学問などです。
9ハウスのナチュラルサインは射手座。
広い世界に飛び出していく、より良く生きる、今の自分を向上させるといった射手座の象意ともよく似ています。
では、そんな9ハウスカスプが射手座の対向サインである双子座だった場合、どんな感じになるでしょう。
双子座は射手座同様に好奇心旺盛ですが、執着しない、深堀しない。
それよりも新たな情報を集めに飛んでいくフットワークの軽いイメージです。
9ハウスカスプ双子座は、9ハウス的なことに好奇心旺盛。
異文化を体験しに出かける、様々な専門分野に関心を抱き情報収集したり、学んだりすることを楽しむでしょう。
ただ、取り組みが浅いように思います。
というのも、世の中にある沢山の知らないことや新たな考えに次々と目移りしていくからです。
これは、私です。
恥をしのんで、分かりやすいように具体例を出します。
英語、スペイン語、イタリア語、韓国語と手をつけました。
語学留学したり、ワーホリに行ってみたり
3ハウス的かもしれないけど、秘書、英文会計、旅行業務、貿易業務、江戸時代の勉強をしてみたり。
こんな風に書くと、すごい人だ!となりそうですが、
言うのも恥ずかしいほど、どれもこれも取組みが浅く、何一つ習得に至らず・・・
本当に残念な感じなのです。
そして今、占星術。
負け惜しみではないけれど、これは決して悪いことではないと思います。
取組みが浅くても知らないことを知るのは楽しいし、多種多様なことを知ることで許容範囲が広がるというか。
判断材料が増え、選択肢も広がります。
自身の器を広げることにも繋がり、寛容になれます。
9ハウスカスプ双子座は、9ハウス的な事柄に関してフットワークの軽さを活かして好奇心を満たしていく姿勢になると思います。
ここまで中途半端に終わらない方もいらっしゃると思いますが、
9ハウスカスプ双子座の一例でした。
追伸
9ハウス土星のお仲間へ
土星の象意は簡単にいうと、時間をかけて、地道にコツコツ努力を継続。
お若い方はともかく、土星期の方や土星期に近づいている場合、浅い取組みでは、そろそろまずいのです。
9ハウスは「簡単には到達できないところ」なので、時間をかけて深堀りしていく必要があります。
土星の強みを活かしやすいハウスではないでしょうか。
そして、土星のハウスは、努力すれば必ず報われる場でもあります。
今回こそ私も腰を据え、占星術を深堀りし、実用に落とし込めるまでもっていきたいと思います。