タイトなアスペクト | horoskooppi tuki

horoskooppi tuki

星のエールをおくります

西洋占星術は、天体、ハウス、アスペクト、サインの4つの要素で読んでいきます。

その中のアスペクトについて。

 

アスペクトは、天体と天体の黄道上の角度のことをいうのですが、

正確な角度のみではなく前後に多少ずれていても有効と考えられています。

その許容範囲のことをオーブといいます。

オーブが狭ければ狭いほど、影響力が大きいと考えます。

師事している先生は、オーブを狭く、シャープに読む方針なので、私も真似しています。

無料で使えるASTRO DIENSTは、デフォルトでオーブがかなり広く設定されているので

「表示オプションと計算オプション」の右下にある「オーブの縮小/拡大」を50~60%に設定すると、タイトなアスペクトのみ表示されすっきりします。

 

ある時、50%なんて言わずに1%でやったらどうかな・・・と遊んでみました。

2%にすると金星天王星のアスペクトが、

5%で、太陽木星、月冥王星のアスペクトがチャートに出現してきました。

とりあえず、トップ3が判明です。

タイトなアスペクトという視点から見るならば、上記3つが特徴とわかります。

その後も、延々とポチポチやり次々と線や図形が形成されていく様子を見て満足しました。

さて、こんな面倒なことしなくても、左上にある「PDFデータ表をもっと見る」をクリックするとデータ書なるものにアスペクト表が出て、オーブの差がのっているので、実は一目瞭然です。

ただ、数字で見るのと、チャート上に順にアスペクトの線が浮き上がってくるのを見るのとでは

印象が違う。

 

太陽から読む、月から読む、など人それぞれだと思いますが

どこから読んだらよいのか・・・と悩むときは、タイトな順に読んでいくのもありかもしれません。

今生きている人ほとんどが持っている海王星と冥王星のセクスタイルや約20年ごとに表れる木星土星のコンジャンクションなど、

個人天体(太陽、月、水星、金星、火星)以外の組み合わせは、飛ばしていいかと思います。

その世代や年代全員が持っているものになるので。

私は独学時代、土星と冥王星のアスペクトに恐れおののいていたけれど、

知り合いを読んでいくうちに、同級生は持っている人が多いことに気が付いた。

よくよく考えればわかる話ですが、

世代や年代全員が持っている組合せの存在を、当時はよくわかっていませんでした。

今はわかる、同じ年代の人が持っているアスペクトをよくよく読んでも、あまり意味がない。

まずは個人天体が含まれるタイトなアスペクトを順番に読んでいくとわかりやすいかもしれません。