他者と学ぶ楽しさ | horoskooppi tuki

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星のエールをおくります

大人になってから、他の人たちと同じクラスで何かを勉強したり、グループ講座を受けたことはありますか。

子供時代や学生時代、正直勉強が好きではありませんでしたが、卒業後にした勉強はすべて楽しい。

今日は大人になってからの勉強や、他の人と学ぶ楽しさについて。

 

社会人になって語学留学したとき、様々な国からきた生徒と一緒に英語を学んだ。

英語を学びにいったのだけど、英語とは違ったものを沢山得ることになる。

ある時、文法の間違いを指摘された南米からの生徒が、自分は正しく先生こそが間違っていると

彼女自身の主張を述べ続けたことがありました、授業中のことです。

内心呆れつつ、他のクラスメートの失笑の中、たどたどしい英語で15分近くも主張を繰り広げる我の強さに、ある意味感銘を受けました。

また、3か月近くかけて、ある英語の試験に向けて準備する少人数クラスに在籍したのですが、

二人一組で行う口頭試験もあり、先生が同レベルの生徒同士をパートナーとして組み合わせました。決められたパートナーと散々練習するのです。

口頭試験当日、すっぽかした生徒が二人いました。

クラスで一番英語ができたリヒテンシュタイン人の相方(メキシコ人)と私の相方(ブラジル人)

順番を後回しにしてもらったものの、二人とも現れず、結局、一番できの良い子とパートナーを組み、口頭試験にのぞむことに。

これ・・・私絶対不利だろうなぁと思いながら、留学不要と思えるほど英語ができるくせに、

緊張のあまり震えまくっている彼女を、できない私が励ますという、おかしな形で。

逆だろうよ・・・

さて、二人が現れなかった理由が驚き。

試験前夜、全力でパーティを楽しんだ彼らは寝坊したのです。

3か月も準備したのに・・・相方に対する詫びも、かるーい感じ。

「また次回やるわ」とケロッとしていました。まったくもって理解不能でした。

試験は重要でないと思っているのか、楽しい事に全力の彼らの姿勢もまた、軽やかというか。

価値観の違いが色々知れて、自分の常識が壊れる体験をいくつもできました。

 

今、私は占星術のグループ講座を去年から継続して受けているのですが。

他の人と一緒に勉強していていいなと思うのは、自分にはない視点が知れるから。

師事している先生の講座では、質問は何でもOKなので、他の方の質問がすごく為になるのです。

言われてみれば、私もわからなかったかも・・・とか。

わかったつもりになっていたけど、どうも理解できていなかったとかがわかる。

これは、一人で勉強していたら気づかないことで貴重です。

先生もまた、ざっくばらんで、説明するときの例えが秀逸なのです。

本を出してもらいたい。

真剣に占星術を勉強したいと思っている人は、こちらのブログで学ぶのもあれこれ本を買うより勉強になりますよ。

回し者ではないのですが、いいものは広めるのが私の信条なので。

(6ハウスやだな・・・って思う方、是非ご覧ください)

 

先日、ある天体をジョニーデップに例えて説明してくれた時には、もう本当に面白くて強烈で。

当日限りで忘れるよう言われましたが、無理。

一生忘れない。

他の方がアスペクトについての質問をしてくれなければ、ジョニーデップの例は聞けませんでした。

色んな人達がいて、質問をして、それに対して先生が新たな例を出して説明する、

グループ講座の醍醐味ではないでしょうか。

人類の長い歴史の中、すたれることなく継承されてきた占星術を、現代の今、自分が学んでいることは不思議です。

占星術を学ぶということは、哲学的な学びにも繋がります。

興味深く、面白いですよ。

 

独学も良いですが、他者と一緒に学ぶ面白さは格別なので、

何か興味があったらグループ講座に参加してみるのも良い刺激になるかもしれません。