品の良さ 水星金星アスペクト | horoskooppi tuki

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星のエールをおくります

そこはかとなく伝わる「品の良さ」や「育ちの良さ」を感じる人って確かにいます。

先日の占星術講座で、水星金星に何らかのアスペクトがある人には、声が綺麗だったり、言葉や話し方が美しかったり、品の良さが感じられる人が多いという事でした。

早速一人思い浮かび、調べてみたら、あった。

水星金星のタイトなコンジャンクションを持っていた。

彼女と知り合ったばかりの頃、どこぞやのお嬢様かと思っていました。

元々彼女の雰囲気は服装なども含めてとてもエレガントなのですが、

話すと言葉が綺麗だし、声のトーンが優しく穏やか。

話し方もおっとりというか、知性と共に品が感じられたからです。

親しくなってくると、かなり毒舌で、他者には厳しい。

そこそこ乱暴な言葉遣いをすることもあるのですが、

彼女の口から発せられると、毒もふんわりベールを纏っているような感じ。

実際はお嬢様育ちではなく、普通の一般家庭で育っているのですが、とても育ちの良さ・品の良さを感じさせる人です。

実はこの彼女、昨日の温泉飛び込み失敗選手です。

彼女が「尻が痛い」と言っても(普通、お尻って言わない?)、全く乱暴にも聞こえないし、

下品でもない。

なるほど、これが水星金星のアスペクトのなせる技なのかと、10年経って納得。

 

他にも思い当たる人が二人いて、二人とも水星金星コンジャンクションでした。

二人とも、どことなく品の良さ、育ちの良さを感じさせるのです。

彼女たちも、一般家庭で育っているし、特に服装がエレガントだったりというわけではないのですが、

やはり話し方でしょうか。

おっとりとも違うし、優しげというのとも少し違うのですが、声のトーンなのだろうか。

醸し出す雰囲気に品の良さが感じられるのです。

品の良さって、滲み出るもので、出そうと思って出せるものではないですから、

勝手に周りの人がそういう印象を受けてくれるって、長所の一つです。

 

この二人の内の一人は、手芸がすごい。

最初はクロスステッチ(刺繍の手法の一つ)から始まり、知り合いの結婚式のウェルカムボードまで作成していました。

そして、今や、フランス刺繍をしています。

森本繭香先生が編み出した動物刺繍というものを学び、今や図案作りから行い刺繍をしています。

亡くなった猫の顔を刺繍バッヂにしたものを誕生日に貰ったことがあるのですが、

そこには柔らかな優しさがありました。眺めていると、生きていた頃の温かい思い出がよみがえってきて涙が溢れました。

写真とは違う、糸が紡ぎだす柔らかな雰囲気の刺繍が、ペットロスの方の心を癒すのではないかと思う。

(占星術的に見ると、2ハウス水星金星に冥王星のアスペクトがあるからなのか、技術は天王星とみると、MPという技法で金星/天王星=MC、水星/天王星=月/MC、月/MC=金星/DHと繋がっていき、水星/木星=天王星など、他にも色々ある)

 

占星術の勉強を始めた皆さんも是非、周りのお友達のホロスコープを確認してみてください。

面白い発見があるかもしれません。