都合が悪い状況で襲う笑い | horoskooppi tuki

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星のエールをおくります

皆さんはよく笑いますか。

嘲笑とか、膝とかじゃなくて、おかしくて笑う方です。

笑うと免疫力アップだの、福来るだの、言いますが、あまり意識して笑うことってないですよね。

笑いって突然やってきます。

 

私は「おかしさ」に対する耐性がどうも他の人より弱いようで、

笑ってはいけないような状態だと余計におかしさが増幅するという困った気質があります。

 

義務教育時代。

担任の先生がクラス全員に対して怒っている時に、

なぜか面白いことやおかしなことが思い出されて笑いがこみ上げてしまう。

祖父のお葬式の時。

小さな従妹がお坊さんのお経がツボにはいってしまいクスクス笑い始めたのです。

私にはお坊さんのお経は全然おかしくなかったのですが、隣で笑いに震える従妹の姿と笑い声に伝染。

笑いが堪え切れなくなり、二人で外に出された経験も。

一度笑うと、なかなかおさまらないので、本当に困ります。

 

20年以上昔、仕事帰りに発売したばかりのさくらももこさんのエッセイを購入。

家まで待てずに読みはじめたところ、電車の中で笑いが止まらない。

激混電車にも関わらず、私の周りがドーナツ状にあいたこともありました。

周りから見たらただの怖い人です。

さすがに凝りて、さくらももこさんのエッセイは外では読まないと誓いました。

 

ですが、初めての作家さんの場合は予想がつかないのが困ります。

名前は忘れてしまったのですが、添乗員さんが書いたエッセイがとんでもなくおかしく。

ドーナツ現象が再現したこともあります。

ここ最近読んだ本に、「風が強く吹いている」「鴨川ホルモー」があるのですが、

家で読んで良かったと心底思う本でした。

中年女が公共の場でゲラゲラ笑っていたら大惨事です。

 

耳からやってくる時もあります。

ちょっと変わったイントネーション(方言とは違う)で電話をかけてくる人がいて、

会社でうっかり受電してしまった際などはピンチです。

必死に笑いをこらえ電話を繋いだ後に、

同僚から「あの会社の〇〇さんって、やすこみたいだよね」などと言われたひには・・・

はいぃぃぃぃぃっ    

頭の中に反響して立ち直れない。

 

ジムのスタジオレッスンで起きたこともあります。

クールダウンで「くの字」となってハムストリングス(腿の裏側)を伸ばす姿勢の指示は、

「お尻をひいて」。

なぜかその日に限ってイントラさんは

「お尻をふいて」。

たった一文字の違いだけど。

一瞬、私の中で時が止まり、その後は猛烈な笑いがこみ上げてきました。

前の人の尻をふけというのか・・・と必死にこみあがる笑いと格闘している中、

「やだ、あたし。なんでお尻をふいてとか言っちゃったんだろう」と追い打ち。

さすがにみんな爆笑してくれたので助かりましたが、

その後もそのイントラさんの顔をみるたびにしばらくは笑いがこみ上げて仕方ありませんでした。

 

笑いって好きなのですが、コントロールが難しい。

笑うと都合が悪い状況で、突然笑いに襲われた時、みなさんはどうしていますか。