満開の桜と大仏 | 放浪の旅日記

放浪の旅日記

足の向くまま、気の向くまま出歩いた記録です。

先週(23日)から東北4県を巡りました。
山形道月山では残雪の中を走り、

家から6時間半掛かって到着したのは酒田市。

酒田のシンボルとも云える山居倉庫を見物。
中の食事処で郷土料理のランチ。

一休みして向かったのは酒田大仏が立つ持地院。

大仏と言うと坐像が多いが、ここのは釈迦如来の立像。
本堂には大きな聖観音が安置されているが、年に一度開扉される秘仏千手観音が胎内仏として祀られているそうです。
住職の案内のまま、須弥壇の後ろに行くと、あろうことか秘仏の千手観音が開帳前の掃除のため開扉され見えてしまった。
「ははは、見えてしまいましたね」と住職。ラッキーでした。
....で、そこから日和山公園に移動してお花見!



4月下旬にサクラを観るなんて.....北上した甲斐がありました。

この日の宿は「かんぽの宿 酒田」。

鳥海山がよく見えます。
翌日はにかほ市、由利本荘と回り秋田県入り。

鳥海山大物忌神社の枝垂桜を見物。
由利本荘市にある赤田大仏を拝観します。
この大仏があるのは長谷寺(ちょうこくじ)。
長谷観音は奈良長谷寺・鎌倉長谷寺と並び日本三大長谷観音の一つと言われています。
由利本荘から日本海東北道・秋田道を経て横手まで。

横手は奥羽本線の駅で、長いホームも長距離旅客輸送が新幹線に移行してからは、2両編成の電車には無用の長物化しているようです。
横手の宿はプラザホテル。まぁ日帰り温泉施設が併設されていますが、ビジネスホテルですね。
翌朝、訪れたのは横手神明社。境内の桜が満開でした。

今にも降り出しそうな空模様で、カメラを通すと色が今一。
市役所の隣にあったのが「かまくら館」
綿入れの半纏を着て-10℃の体験ルームへ。
かまくらの中は靴を脱いでとの注意書き。ゴザの下って雪じゃん。
3分程で退散! なんだかんだで10分程は-10℃にいましたが....。
横手から一関に向かうことに。
途中、奥州市の陸中國一宮に立ち寄ったけど、サクラはありませんでした。
この日岩手県ではサクラを観ませんでした。
一関でもかんぽの宿。自分の誕生日は5月5日なんだけど、4月から誕生日プランが使えるので格安で泊れました。

デザートにおまけのプレートが出てきました。

翌朝、虹が出ていました。両端まではっきり見えたのは初めてです。
厳美渓も猊鼻渓も以前訪れたので、一関は宿泊のみで宮城県に移動。
鹽竈神社で今年最後となるお花見!


このサクラはイモセ(妹背)という品種です。
ここならではの鹽竈桜。国の天然記念物に指定されているそうです。


最後の大仏は、伊達政宗の像で知られる仙台城址から見た仙台大観音。
まるでゴジラでも現れたかの様な威容さを感じる大仏でした。
この後は日帰り温泉施設「仙台コロナの湯(大江戸温泉物語グループ」で温泉&昼寝.....帰宅の途へ。