青池は青くなかった.....?! | 放浪の旅日記

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足の向くまま、気の向くまま出歩いた記録です。

白神山地の景勝ポイントでもある青池.....。

でも、残念ながらパンフなどで見る様に青くなかったんです。

青池


青森県深浦町にある十二湖の一つ「青池」は、青く神秘的な色を放っているので多くの観光客が訪れる事で有名ですが、周囲の樹木が紅葉し、落葉が湖面に浮かぶと青く見えないとのことでした。

写真だと落ち葉のないところは青く見えますが、肉眼ではもっと黒っぽく見えます。

と言うことで、チョットがっかりだったので、ブナの原生林を奥へ進み「沸壷の池」へ行ってみました。

ブナの原生林


白神山地は全域で130,000haあるが、その内17,000haがユネスコの世界自然遺産に登録されているそうです。
十二湖はこの登録エリアには含まれていませんが、白神山地がブナの原生林で覆われているので、この辺りでも充分その雰囲気を味わえます。

そもそもブナ(橅:木へんに無)はシイタケ栽培以外に用途がないので、伐採されずにあったのが良かったのかどうか。

青池から0.6km程で沸壷の池に着きます。

沸壷の池


こちらの方が青池より美しいと感じました。
面積575平米と青池より小さいけど、平均深度1.9mはかえって池の透明さ感じます。

水面を見ると、時折湖底からの湧き水で波紋が現れます。それが何とも神秘的。

どうして、観光客は青池まで来て引き返してしまうのでしょう....。もったいない。

そして、紅葉が綺麗なのは落口の池

落口の池


十二湖の秋はもう少し楽しめるのではないかと思います。