もうすぐ東日本大震災から10年になる先日

東北地方でまた大きな地震があった



わたしの記憶の中で

初めて『地震』というものを意識したのは小学校高学年

その頃からわたしの住む地域では

学校に防災頭巾を置いていた

初めは学校から作り方のプリントが配られて

家庭で布と綿を買って親が手作りしていたと思う



関東大震災の再来、東海地震など

いつきてもおかしくない地震に備えなくてはと学校でも教えられ

常に地震というものを小学生の頃から意識してきた



なので、家の家具を倒れないように固定したり

今でもある程度の防災用の食料は備えている



子供たちが小さい頃は大きなリュックに紙おむつや粉ミルクなどを入れて

いつでも持ち出せるように準備をしていた



家がもし火災に遭ってしまった時のためにと

庭の土を掘って最低限の食料を使わなくなったクーラーボックスなどに入れて埋めておいたりもした



わたしは地震がとても怖かった

いつどこにくるかわからない


ビルの倒壊や窓ガラスの落下

火災による被害

そして津波による被害など

考えるたびに怖くなった



阪神淡路大震災、東日本大震災

どちらも震源地からは遠いところにいたので

今まで幸いなことに直接の大きな被害には遭っていない



けれど、いつどこに地震が起こってもおかしくないと思うことは昔も今も変わらない



昔からわたしは地震の夢をよく見る

でも、不思議とその夢に恐怖は無く

夢の中のわたしがいつも思うのは


ずっと恐れてきた地震がやっときた

これでこの先、いつくるかわからない地震に怯えることはなくなるんだ

という安堵の思い

そしてわたしは慌てることなく落ち着いて行動している

もし実際に大きな地震がきてもその夢の中のわたしのように冷静に行動したい



地震に対する恐怖は今もあるが昔ほどではない

世の中、地震以外にもいつ何が起こるかわからない

突然の病に襲われることもある



その全てを怖がっていたら何もできないしどこへも行けない


いつ何が起こるかわからないからこそ

もっともっと自分のしたいことをして行きたいところへ行く方をわたしは選ぶ



ちなみに最近よく見る夢は旅をする夢

それもほとんど列車の旅

昨夜もまた旅をする夢を見た

ほんとに旅が大好きラブラブ