昨日あたりから、松下の「お詫びCM」がバンバンながれている。
CMをみたときは、松下の対応の早さにとても感心したものですが、
こうもバンバンながされると過剰反応を起こして逆効果になってしまうのではないでしょうか。

つまり、CMをみた人の中に「また、このCMか」「このCM暗すぎる」などクレームを
つける人が生まれてきてしまうのだ。現にネット上では、賛否両論激しい。
松下としては、消費者に誠意を示すという戦略なのでしょうが、裏目に出ているのではないかな。

この問題をコストで換算すると、まず、CMを作るのは実際とても安いコストですみます。
特にタレントも起用していないので、適当に素材を組み合わせれば、
制作期間も1週間かからないでしょうし、制作費も数百万もしないでしょう。
コストで大きいのは、やはりTVCMの媒体費でしょう。
あれだけの回数を流すととなると、数千万円のコストが発生してるのではないでしょうか。

憶測で話を進めると、今回のお詫びCMには1億のコストが必要になったとします、
それで、どれだけ消費者に好感をもってもらったかどうかが、
コストパフォーマンスとして重要になります。
が、個人的には赤だとおもいます。
だって、必要以上の営業アプローチは消費者に飽きられるものですから。
コストパフォーマンスで最善をとるとするなら、もう少し媒体を選んで、
効果的な宣伝を打てばよかったんじゃないかなと。そうすれば半分くらいのコストですむだろうし。

松下経営者の損得勘定判断がベストなものだったか、ちょっと疑問にあるわけです。
ただ、コストは抜きにして、ただ今回の事故をお詫びして、
松下という会社の姿勢を示すという点、ただ一点に重きを置いていたというなら、
それはたいへん評価できることと思います。
そこまで、懐の深い経営判断はなかなかできないですから。