人生のハンドルを握り扉を開けられるのは自分だけ

 

創業128年老舗企業「井村屋」の中島会長が20歳の時、北陸トンネル内の列車火災事故が原因で声がでなくなるというハンデを背負った。夢だった教員を諦め、絶望の淵から困難や挫折を繰り返しながらもこつこつと努力しアルバイトから社長まで登りつめられたその人生に大きな感銘を受けました。叱られても叱られても謙虚で素直な気持ちで自分を見つめ直し再び努力する。そういった経験があるからこそ人を大切にする現在の『井村屋』の社風があるのだと思う。

 

中島会長が大事にしていらっしゃる二つの信条は、常に心がけていることだけに心に響きました。

【夢はでっかく、根は深く、葉っぱ広し】小手先の技術を身につけることより、まずは人間性を高め器を大きくするための学びをしっかり勉強する事で大きな実りを得ることができると思う。

【人生のハンドルを握り扉を開けられるのは自分だけ】『世の中はすべて相反するものが半々。どちらに傾けるかはすべて自分次第』と私は常々思っています。どこに半々の線を引き、どのように考えるかで、結果はどちらにでも傾くものだと思います。