レストアしたベレッタM-84 、テスト発火していると 最終弾の後のスライドストップが掛からない。


トリガーを引いた状態で スライドストップの動きが悪くなる。

原因はフレームのスライドストップ軸を受ける穴がルーズなサイズだから。軸は3mm 受ける穴は3.4mmほどと 穴の中で軸がグラついている。
真鍮パイプを埋めて軸受けの穴を3mm+に修正した。
フレームの軸受け部分は上下の幅がギリギリ!パイプ外周も削って セット。

改修前は右側に傾いていたトリガー、
軸受けが水平になっても トリガーの穴がルーズなのとトリガーバーとトリガーバースプリングの影響で少し右側に振られます

しかし、スライドストップの軸は安定したのでトリガーを引いた時もスムーズに。トリガーを引き切ってスライドストップが上がるのも確実に上がります。この症状は サイドファイアの時から 改善されないまま 続いています。ただし フレームの穴を広げるには デリケートな作業なので いじる時は自己責任でお願いします。『真似てみたけど、フレームが壊れた』等のクレームは受け付けませんので 悪しからず です。