出発は京都御所の在るここからです。
が、もう既に中は人々、人人、人人
仕方がないので道路沿いに隙間をみつけて、
何とか場所確保(^_^;)
警察の騎馬隊の婦警さんの馬が現れると、その後
行列が始まりました。
勅使やお役人の列が続いて行きます。
人も大変ですがお馬さんもご苦労様です
始まる前に警察の方から、馬とかが驚かない
様に観客は静かに観覧する様にと注意が。
それをきいて、学生の時に行ったミラノの
スカラ座の引っ越し公演で、舞台袖で馬が
暴れて大変だったと言う話を思い出しました。
行列の皆さんが頭に刺しているのは葵の葉、
これだけの数だと用意するのも大変そう^^;
神社から納められるそうで、葵の葉は両神社
の神紋だそうです。
徳川の三葉葵の御紋の原型になったのでは、
と言う話もあるそうです。
可愛い子供の参列者、お化粧もしっかり。
牛車も大変そう(飾られている藤の花は造花)
知り合いの話によれば、牛もゴールの上賀茂神社
まで来ると、疲労の色が隠せないらしく(苦笑)
武官役の方でしょうか?
列は、先の方で時々渋滞する様で、私達の前でも
しばしば止まっていました。
鮮やかな黄色の花がついた大傘(重そう)
風流傘(ふりゅうがさ)と言われるそうです。
驚いたのは、対向車線側の交通は止めてない事。
バンバン市バスとか通ってました(^^;;
高級女官の命婦の列,この傘は花傘と言うそう。
この日は曇り、晴れで陽射しがあったら
沿道の人も行列の人も大変だったかも
お待ちかねの斎王代の腰輿
(この輿、名前をおよよと言うらしいw)
頑張って3枚画像を撮りましたが、残念ながら
まともに顔が写っているのは一枚もなく
でも、何だか小ぢんまりとした乗り物?
騎女(むなのりおんな)、斎王代付きの巫女
の方の様です。
蔵人所の役人、雅楽を演奏する楽器も
持っているそう。
大きな立派な牛車が来ました
花は、葵と桂,桜などがつくそうです。
列の最後は牛さんで締めくくり、頑張って
最後まで歩いてね
知り合いのお話では、昔はもっと豪華な行列
だったと仰ってました、規模を少し縮小され
たのかな?
平安後期の衣装を表していると言う事ですが、
中にはかなり年季の入った衣装もある様でw
でも、必死で画像を撮ろうとしている沿道の
観客より、行列の方達の方が余裕で楽しんで
いらっしゃる様にみえました。
暫くぶりに葵祭に来られた知り合いは、人の
多さにただただ驚いて居られました。
昔はゆっくり落ち着いて観られたものらしい
です…今はインバウンドとかもあるしね〜(^_^;)
葵祭を堪能した後、地下鉄で移動(帰りも凄い人)
してランチに行きました。
お知り合いがレストランの予約をして下さってた
様で、いつもお世話になってばかり。
老舗フレンチのお店の様で、既に予約で満席、
地元の方なのでお店も色々教えて頂いています
生ハムとそら豆?の前菜。
そら豆のピューレ?凄く甘かった
グリンピースのポタージュ、豆の旨味が感じられた。
私はメインはビーフカツレツにしました
これがとても美味しくて、中のお肉も上等で
デミグラスの味も甘みが抑えられてて私好み
でした
ひと口カレー、少量なのに満足感。
デザートは苺のタルトにしました
これも美味しかった、付け合わせの苺の
アイスクリームが何とも自然の味で、タルトも
いい感じの甘さ、サクサク感でした
飲み物はローズヒップティーをchoice
いつもなら紅茶なのですが、酸味が欲し
かったんです、何故か(笑)
いつもご馳走になっている方なのに、
又ご馳走になってしまった、恐縮です
京都はやっぱり良いですね。
日常の中に昔からの行事や物が溶け込んでいて、
自然にそれらが生活の中に馴染んでいる。
地元の方たちは何も特別なことは無い、と
仰るけど、それは謙遜だと思います。
きっと、無意識や意識するに関わらず、
誇りを持って居られるし、身についてて。
月一で暫く通ってるだけなのに、以前より
沢山の京都の顔を又みられて楽しいです。
今の私の年齢だから、又京都の方達の集まりに
参加させて頂いてるからこその経験値だと
思います、貴重な時間を今暫く楽しみつつ
これからの自分の人生にいかせて行けたら
なぁ、と思います。