私の滞在国は、週5日1日8時間程度の労働なら法的に年に確か最低24日有給が貰える。

そしてその中の二週間は連続で取るべきと労働法で謳っているのである。

単純計算すれば、有給は4週と4日。

個人会社に勤めていた頃は勿論この最低有給日数しかもらえなったのだが、今の会社は最低有給が同じ労働条件なら28日となった。それに加え、働き方が選べる。給料に重きを置く場合は28日、給料と休暇両方ともバランスよく撮りたい場合はプラス6日となり34日、有給を楽しみたいとなれば基本有給プラス12日、つまり年間40日有給が取れるという好条件になる、

私は今の会社に転職してからは28日というモデルを選んでいたのだが来年からは40日に変更した。月の給料もあまり変わらない事がわかったからだ。


そして有給取得は誰にも文句を言われない。ただ部署で同じ時期に被らないようには考慮されるが、みな思い思いに有給を楽しむ。皆、有給のために働くのだ。


ヨーロッパは鉄道も空路も高速も便利なのでどこへでも行ける。先日も三連休があったので短期旅行としてイタリアまで足を伸ばした。家にいるよりは気分転換にもなるし、何よりも魚介類やピザが食べたい一心での旅行であった。


ヨーロッパは有給が取りやすく、人生を楽しむチャンスが多いように感じる。私のような仕事に人生の重きを置いていない人間にとってはありがたい制度なのだ。