そして採卵の日
卵を取り出す日がやってきます
採卵は8月23日 13:00
その前に
8月22日深夜2時
排卵を起こすための注射を打たなければ
自分で注射を打てない私は
公立病院の救急へ…
お世話になりまくり
そして8月23日 採卵日当日
朝5時にチャイとビスケットを食べるよう
言われていたので
軽食の一例としてわかりやすく
そうしたのだと思います多分
食べたくないビスケットを1枚食べ
一応全粒粉ビスケット
なんとなくアボカドも1つ食べ
ハーブティーを飲み
再び就寝
ここからは飲食禁止
採卵と胚移植は
手術はいつもの先生ですが
こちらの設備と他の先生や看護師さんにも
お世話になります
病院で受付を済まし
必要書類↓を提出
Birer fotoğraf:各々2人の写真
Aile cüzdan:家族手帳
Kan testler:2人の血液検査の結果
vukuatlı nüfus kayıt örneği:
出生地や家族が書いてある一覧
コロナの陰性証明も必要って言われたけど
何故か免除された
その後個室へ案内され
衣に着替え
ちゃっかりベッドに横になり
まったりしながら待っていたら
車椅子でお迎えが
この病院のスタッフさん
皆さんにこやかで
日本人なの？トルコ語わかるの？
すごいすごいって
子供のように優しく扱われる
44歳の私
麻酔の先生に
Günaydınは日本語で何？と聞かれ
おはようだと答えたら
何度か練習していた
私が目覚めた時にでも
言ってくれるのかな？
なんまら嬉しい
そんなにこやかな空間(オペ室)で
再び麻酔により一瞬にして意識を失う私
気づいたら病室のベッドの上
隣にはヒゲの妖精(再)
麻酔の先生からの
おはようはなかった
あの後一度も会ってない
麻酔をされたせいもあり
あっという間の出来事すぎる
個人で差があると思うけど
私は軽い生理痛程度しか
痛みはなく
そんなわけであまり実感もなく
この日は家路に着きました
あとは私の分身とヒゲ夫の分身が
頑張ってくれるのを祈るだけ
その後
先生からは毎日電話がきていました
結局
卵は4つとれたけど
質が良いのは2つ
そして8月26日
卵2つを移植することに
この日も
朝はビスケットを食べるようにと
言われました
トルコでは軽食=ビスケットなのか？
でもそれよりなにより
尿を溜めてくるように言われ
超音波での位置確認がしやすくなるのと
カテーテルが入りやすくなる為とのこと
朝からハーブティーがぶ飲み
でもうちから病院まで1時間
家を出る前におトイレへ…
そして車中で
ハーブティーがぶ飲み
この日は病院近くのホテルで
1泊することにしていたのですが
病院には泊まれないと言われた
病院へ行く前にチェックインして
すかさずホテルのおトイレへ…
ヒゲ夫には止められたけど
私は自分の体を知っている
このままでは胚移植を前に
膀胱が破裂する
なので再び
病院の待合室で
ハーブティーがぶ飲み
出しては飲む
出しては飲む
その甲斐あってか胚移植中
超音波あててくれた先生に
すごくよく見える
と嬉しそうに言われました
私も嬉しくなりました
胚移植は麻酔なしだったため
モニターで移植ライブ映像を
見ることができたのですが
緊張のせいなのでしょうか
ちっさな卵が子宮に戻されるのを見て
吹き出してしまった私
可愛いの２つ
Welcome back
5分くらいの出来事
そこから部屋に戻るために
ストレッチャーにゆっくりと移動して
看護師さんに運んでもらいます
胚移植後は強い振動に気をつけるようにと
ネットで読んだため
自宅までの悪路を懸念して
病院劇近のホテルに
泊まることにしたのですが
段差でゴトン
この道はこの病院で
胚移植された人が皆通る道
今のは景気付けの段差
そう思うとむしろ今のゴトンで
うまく子宮壁にはまったような
そう心に言い聞かせ病室へ
外からは礼拝の時間を告げる
エザンが聞こえてきます
1時間は動くなと言われたので
膝を立てるようにして
寝ていたのですが
残り15分
ダム決壊の予感
人生で味わったことのない
猛烈な尿意
だってハーブティー
めちゃくちゃ飲んだもの
それでも立ち上がる事が許されない私
日本では30分安静って見たけど
看護師さんが紙製の洗面器みたいなのを
持ってやってきた
いやいや無理無理無理無理
寝たままそんなのに
絶対できないって！
………
人間やればできる
人生で味わったことのないレベルで
スッキリ
たぶん
胚移植1時間前くらいに
飲めば良かったのに
早くから沢山飲みすぎたんです
全てが終了しホテルへ
子宮より無理した膀胱の方が
痛いかもってくらい
特に強い痛みはありません
チクチクはしたかな
夕方まではホテルで
ゆっくり横になり
夜は散歩がてら
昼間目星をつけていたレストランへ
夕食を食べに行きました
サーモンと野菜と豆たちのプレート
と
バターもパンも食べれないって言ったら
バターの代わりにオリーブオイル
パンの代わりに茄子のペーストを
使ったお魚料理を出してくれました
写真はピンぼけしてるけど
美味しかったです
相変わらず糖質制限
コーヒー抜き生活
そんなわけで
胚移植まで終了しました
後は11日後の血液検査で
妊娠判定…
あと少しつづく採卵胚移植の費用
婦人科 8000TL
病院 4000TL
採卵後に処方された薬
Progestan 200mg 膣錠
65TLくらい
胚移植後も継続
胚移植後に処方された薬
3種類で25TLくらい
サーモンと野菜のプレート
72TL
うちの家賃 1500TL/月
1トルコリラ=約13円
2021/9/12現在
レストランまで歩いていたら
スーパーの前に
ってご飯が置いてあった
トルコの好きなところのひとつ
本日もお読み頂き
ありがとうございます
多謝