宇都宮 彫耀

宇都宮 彫耀

日々の出来事や想いをブログに綴ります。

9月29日(日)

待ちに待ったRIZIN48。

前日は早めにしっかり寝ておこうと決めていたのに、いざとなるとソワソワしてしまい全く眠れなかった。

これは昔から悪いクセなのか…

子供の頃の遠足の前日現象が今でも抜けてないのだと思う。

海釣りに行く時も同じで、帰りは眠さと戦いながら毎回キツイ思いをしてきた。



朝方少しウトウトしてたようだが、意識はずっとあった。

6時半にアラームを止めて家の事を済ませておく。

身支度をして7時半頃に家を出た。

給油してから高速で千葉に向かう。

1時間半後に柏インターを降りてコンビニで少し休んだ。

10時にくみの姉ちゃん家に行き、車を乗り換えて埼玉副都心へ向かう。

後部座席に座らせてもらい、姉ちゃんの車を甥っ子が運転してくれた。

事前予約してあったパーキングへ1時間程で到着、さいたまスーパーアリーナへ向かいながら4人で歩いた。

息子は友達と遅れて現地に来る。

先にお昼を食べようと、アリーナ併設のけやきひろばに行ってみた。

どこに行っても人だらけ、ほぼRIZINのお客さんでごった返していた。

食堂っぽい店に入って各自定食をオーダーする。

姪っ子だけは中華そば、ラーメン大好き女子だから、今度宇都宮に来た時には美味しいラーメン屋に連れて行くからねと話をした。



今回RIZINを観に来た1番の理由は、姪っ子の友達、RIZIN女子ファイター朝倉カンナちゃん引退試合だ。

姪っ子を通して、カンナちゃんが自身の応援席を調整して確保してくれていたんだ。

本当にありがたいね。

開園は14時、ギリギリ息子達が到着して合流。

オープニングはど迫力だった。

いつもテレビやyoutubeで観ていたアリーナが目の前に広がっていて、大音響とレーザー光が会場を派手に演出。

それから次々と試合が行われて盛り上がり、目が離せない状況がずっと続いていた。

第7試合で朝倉カンナ登場。

対戦するのは無敗のチャンピオン伊澤星花、地元宇都宮出身で俺が卒業した中学校も同じだから一応後輩になるのかな?

だからずっと気にして応援してた選手だけど、今回だけはカンナちゃんしか観てなかった。

会場もカンナコールで伊澤星花はヒール役、けっこうメンタル的にキツかったみたいで、雑になってしまったと後でインタビューに答えていた。

結果は朝倉カンナ判定負け。

でも凄い試合だった。

絶対に諦めない最後の頑張りが、会場や画面を観ている誰の目にも伝わってきたと思う。

自分の為に、ずっと支えてくれた家族や仲間と友達、応援してくれたファンの人に対して、涙を拭いがらなのスピーチに感動させられた。

負けたら引退とか言って、スパッとそこから逃げるように消えてしまうスター選手もいる中、最後にしっかり言葉を添えて笑顔で手を振り退場するカンナちゃん。

本当に素晴らしい選手で、とっても素敵な女性なんだなと感じた。



その後休憩を挟んでファイナルの4試合が始まる。

ダブルタイトルマッチ。

盛り上がりは最高潮だった。

早めに帰る人の波に乗って、俺達も閉園前にアリーナを後にした。

千葉に戻って俺はすぐに宇都宮へ帰ってきた。

時間は21時半、思ったより早く帰れたから、youtubeでアップされたばかりのRIZIN48の動画を観た。

さっきまでこの場所にいたんだなって、インタビューに答える選手達の試合を生で観てきたんだなって。

行って来て良かった。

誘ってもらえて良かった。

格闘技がもっと好きになった。



仏壇に手を合わせて

くみに報告したんだ。

すごく楽しかった、くみも一緒に居てくれたかな?

ボクシングや総合格闘技も好きだったからね。

会場では刺青の入ってる人もたくさんいたけど、そうでない人の中に紛れていても、全く違和感がないのは人気のある格闘家のおかげかもしれない。

子供や女性、年配のお客さんもけっこう居たけど、そこには刺青に対して偏見の目なんてなかったと感じた。

格闘技に消極的だった甥っ子もかなり楽しめたみたい。

大晦日とか特別なRIZINにも行きたいって言うくらい。

また機会があれば、みんなで一緒に行きたいね。

仕事と生活に追われて過ごす日々、たまに深く沈む気持ちを誤魔化しながら毎日生きている。

そんな中でも受け止めた感動を誰かに伝えたい。


そんな機会が増えたらいいかな。

何よりも行動する事が大切。

自分1人だと重い腰がなかなか上がらないけど、誰かと一緒なら何とかなりそうだから。

自分の為にも1つ1つ小さな目的を見つけて、それに向けて頑張って行こうと思う。


感謝をしながらね。