三菱UFJの株主総会 | 堀内正人オフィシャルブログ Powered by Ameba

今日は三菱UFJフィナンシャルグループの株主総会に出席してきました。

昨年、みずほの総会には出席したんですがUFJは初めてで、そわそわしながら九段下駅からすぐの日本武道館へ向かいました。

持っていったのは3月末株主に送られる事業報告書と定時株主総会招集ご通知と議決権行使書です。格好に決まりはないようなのですが浮くのも嫌なのでスーツ着て行きました。

九段下駅の改札を出るとUFJの社員が株主総会はこちらの看板を持っていて、場所が分かりやすかったですね。受付では機関投資家、法人、個人に分かれていました。さすが日本最大のメガバンクです。議決権行使書を渡して入場しました。UFJの株主は63万人で今回の株主総会には4791人参加していたそうです。



株主総会に出席された方はご年配の方がほとんどでした。僕の席のまわりに同年代の方はいなかったと思います(;^_^A

時間になると定款により平野社長が議長を務め、総会が始まりました。業績などがスクリーンに映し出され説明を聞きました。その後、中期経営計画〔10年〕・コーポレートガバナンス・資本政策の説明でした。


資産形成への貢献、貯蓄から投資へ促す、日系企業のニーズの高度化、非日系企業の貸し出しからの脱却、米国でトップ10目指す、ガバナンスの高度化、社外取締役3名→7名、業績に伴い配当増加方針、自社株買い、などだったと思います。世界に選ばれる信頼のグローバルな金融グループがスローガンだそうです。株価の指数は3年後までに、EPS15%増、ROE8%後半を目標にするそうです。今後に期待したいです。

その後株主からの質問を平野社長が受け付けていました。質問したのは10人ちょっとだったと思います。


株主「横浜支店の待ち時間が長い。増員してほしい」

常務「窓口の新設、増員で対応を検討」


株主「コストを削減してはどうか。持ち合い株解消した場合のお金の使い道はどうするのか。」

常務「成長のため大幅な削減は難しい、配当などの株主還元、資本蓄積などにバランスよく選択して使う」


株主「その他の資産の内訳は?」

専務「子会社からの税金、一時的なもの」


株主「株価が下がるとすればどんな原因が考えられるか」

常務「アメリカの利上げで新興国から資金が引き揚げられ世界全体が不安定になること」


株主「バーゼル規制は日本を狙っているのでは」

常務「リーマンショックの反省から資本規制、日本を狙ったものではなく金融システムを守るもの」


株主「通帳の印字が見づらい。改善してほしい」

常務「改善できるよう検討する」


株主「契約社員から正社員になれるのか」

常務「なれる。これまで700人なっている。課長に昇進した人もいる」


株主「第3号議案で役員の顔写真を載せたらどうか」

常務「コストの関係もある。他の部分に力を入れた」


などでした。

最後、議案に対して株主の3分の2以上が賛成し可決されていました。

業績が過去最高益で、これといった不祥事もなかったので大きく荒れることもなく平穏に終わったと思います。自称総会屋の方は一人いらっしゃいましたがw


帰りにかりんとのおみやげを頂きました。

また来年もいってみたいと思います。ありがとうございました(^-^)/