(つづき)
不整脈が発症した40歳まで、人生の目的は、出世してある程度の財産を手に入れることでした。
そのためによく仕事をしました。忙しければ休日も出勤することは当然と思っていました。
お付き合いするのは仕事関係の人に限られていました。
しかし、不整脈が発症してからは、余暇の使い方がガラリと変わりました。
休日に出勤することは殆どなくなりました。
本をよく読むようになり、天気の良い日は妻と一緒に散歩に出かけるようになりました。
さまざまなセミナー・講演会に出かけて人の話をよく聴くようになりました。
人生の目的は出世ではないことがだんだん分かってきました。
そして、私はもっと多くの方と接して、もっと多くの方のためになるようなことをしていきたいと願うようになりました。
そのときは、仕事以外のことで、なにをしたいということは頭に浮かびませんでしたが、50歳になるまでに会社を辞めて独立し、願いを果たしていきたいと思うようになりました。
そして、50歳が近づいた頃、社会的に問題になっていた「地球環境問題」「高齢化問題」「医療問題」に取り組む仕事をしたいと強く願うようになったのです。
1999年のことでした。
しかし、ちょうどそのころ、コンピュータ2000年問題という大きな問題が湧き上がり、責任ある立場上、この問題をほっておいて会社を辞めることはできませんでした。
私は、それから2年後2002年52歳で会社を辞め、独立したのです。
(つづく)