生体エネルギーが不足してくると機能を十分に発現できなくなります。
農産物ではすぐに鮮度が落ちたり、腐りやすくなったりします。
生体エネルギーの劣化した土壌で作られた農作物は、たとえ見た目は良くても、栄養素が十分に機能を発現できないために栄養不足の農産物になります。
生体エネルギーが十分にある農産物はその機能を十分に発現するので「機能体」と呼んでいます。

たとえば、生体エネルギーレベルの高いたんぱく質と低いたんぱく質があったとします。
どちらも炭素・水素・窒素の化合物で見た目(形)は同じです。
しかし、生体エネルギーレベルの低いたんぱく質はたんぱく質としての機能を十分に発揮できないため、人体に吸収されても丈夫な細胞を作ることができません。
なにかしら欠陥のある細胞を作ってしまうたんぱく質なのです。

生体エネルギーレベルの低い農産物やそのような農産物を餌として育てられた牛・ぶたを毎日たべていたら、人体はどのようになるでしょうか。
骨や細胞ははその機能を十分に発揮できない弱った体になってきます。
骨はもろく折れやすくなり、細胞は弱く病気になりやすくなります。

高血圧や糖尿病になる年令が急速に早まっているのは、小さい時から生体エネルギーレベルの低い食べ物を食べ続けているからではないでしょうか。

また、このような食べ物は脳への影響も考えられます。
脳細胞が機能を十分に発揮できないとどうなるでしょうか。
きれやすい子供や大人が増えたのも食べ物が影響していないでしょうか。
いじめ、幼児虐待、殺人の多発、自殺者の増加など因果関係は証明できませんが、脳細胞の正常な機能が失われているように感じられてなりません。

佐藤先生が理論化し、実践のノウハウを確立した農法を「生態系生体システム・プログラム農法」と呼んでいます。
プログラムというのは、どのような機能を持った作物をどういう手順で造るかという意味です。
この農法によりプログラムどおり造られた農作物は、おいしい、安全はあたりまえです。
それ以上に、その作物を食べた後、人間の健康のために機能を発現させることまでプログラムされて造られているのです。

たんぱく質などの栄養素はすべて機能体です。
さらに細胞を若返らせる、やさしい人になる、想像力豊かな人になるなどの機能が発現するように造られています。

この生体エネルギー農産物を食べ続けていれば、人体は機能体になっていき、健康はあたりまえ、人間性も向上し、想像力や記憶力などの能力も向上していきます。
現段階では、この農法に使用する資材が高額のため、農産物がどうしても高額にならざるをえません。
そのため一部の理解者にだけ需要があるだけで、生産量が極めて少ないのです。

地球環境が悪化し、世界的な食糧不足の時代が来ることが予測されています。
プログラム農法は、悪天候や、環境の変化にも強く、単位面積あたりの収穫量も多いのです。

生体エネルギーは地球環境を回復させる切り札になる可能性を秘めています。