日本では、CO2の排出は1950年から急速に増加しています。
それまでは自動車の数はごくわずか、電化製品も電球とラジオぐらいしかありませんでした。

食べ物もこの頃から急激に変化し始めました。
それまでは、主食のごはんを中心に地元で採れる野菜と魚介類しか口にできませんでした。

輸入品のバナナは超高級フルーツの代表でした。
肉もめったに食べられませんでした。

まだ世の中は自然がいっぱいで、昆虫など生き物と共生していました。

病原菌を媒介する、ハエ、蚊、ゴキブリ、ねずみもたくさんいました。
生野菜には寄生虫のたまごが着いていて、寄生虫のいる人も少なくありませんでした。

このように自然がいっぱいのときは、衛生面で問題がありました。
人間は、自然の中では自然の脅威と戦わざるを得なかったのです。


現代は、このような自然の脅威が極めて少なくなりました。
生活は便利になり、日本国内はもとより、世界中の食べ物が
安く手に入るようになりました。

自然の脅威が少なくなったのは、自然そのものを破壊し続け不自然なものに変えていったからです。
野鳥や昆虫が生きていけない世界を作り出したからです。

その結果、赤痢や日本脳炎で命を落とす人は、ほとんどいなくなりました。
代わりに不自然な世界からの脅威を受けるようになったのです。

不自然な世界は、農薬と化学肥料で栄養価の著しく劣った野菜を普及させました。
長期間にわたって腐敗しないようにと防腐剤の入った食品を普及させました。
アトピーや花粉症などのアレルギー体質の人を激増させました。
ストレスを増やし、精神病やうつ病の患者さんを増加させました。
不自然な環境は免疫力を減退させ、ガン細胞を増加させました。

このような不自然な世界の中にいるとストレスばかりが溜まり、癒されることがありません。
いじめ、ひきこもり、自殺が増えたのも不自然な世界から逃避したい現れではないでしょうか。

人は自然の中でしか癒されません。

私たちは不自然な世界を再び自然な世界に作り変えていかなくてはならないと思います。
まず、いのちの基となる食べるものから、変えていかなくてはなりません。